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世界株安で金は大幅高 パンデミックへの備え

NY金先物チャート 日足

NY金先物終値は24日、前日比+27.8ドルの1676.6ドルで大幅高となった。ドル建てでは7年ぶりの高値に突入しており、ユーロやポンドなどの他の主要通貨建てで金価格は史上最高値を記録するなど、力強い動きを見せている。

新型肺炎は中国以外でも感染が広がり、韓国やイラン、イタリアなどでも拡大し、世界規模で広がる懸念から安全資産の金が買われた。

世界的な株安も金が買われた要因となった。24日の米ダウ平均は終値で1,000ドルを超える下げ幅を見せた。1日の下げ幅が1,000ドルを超えるのは2年ぶりで、市場は一斉にリスク回避の動きに出ており、金に買いが集まった。

また、米長期金利は史上最低水準に迫っており、米連邦準備理事会(FRB)は経済への影響を和らげるために利下げを再開するとの思惑も浮上している。

CMEの政策金利の誘導目標が変更される可能性を確率で表したFedWatchでは、3月17日-18日に行われるFOMCでの利下げ予想が、1ヶ月前の3.8%から14.4%まで上昇している。同時に利上げする可能性は0%となっており、利下げ見通しが強まるにつれて金価格は支えられる動きを見せている。

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は24日、中国以外でも感染者が急増していることについて、「深く懸念している」との認識を示した。現時点ではパンデミックには当たらないとするも、パンデミックが起こる可能性に、各国は備える必要があると強調した。 新型肺炎の状況が、引き続き金融市場に影響を与えることになりそうだ。

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sasaki

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