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新型肺炎の感染者数増 原油需要減懸念広がる

原油価格横ばい コロナウイルス感染拡大で

原油価格は火曜日、ほぼ横ばい。

WTI原油先物は、日本時間9時48分、前日終値より0.25ドル高い、51.68ドルとなっている。

月曜日には、コロナウイルスの感染拡大への懸念から大きく下げた後、やや戻して引けた。

コロナウイルスの感染拡大による景気下振れ懸念は引き続き強く、原油価格を下押ししているようだ。

新型肺炎の感染者数増 原油需要減懸念広がる

コロナウイルスの感染者数が、韓国やイタリア、イランで大きく伸びたことを受け、景気後退懸念が 広がり、各国主要株価は大きく下げた。

韓国では大邱(テグ)市を中心に感染が広まり、イタリアでは感染者数が220人に上り、7人目の死者が報告されている。

また、クウェートやバーレーン、オマーン、イラクでも、イランと関連のある感染者が確認された。 イランでは、死者数は24日までに12人に達している。

WHOのテドロス事務局長は、「『パンデミック』にあたる事態にはなっていないが、封じ込めに注力すべきだ」と述べている。

株価と共に原油価格にも下押し圧力がかかり、24日には、ブレント原油は前日比3.8%安、WTI原油は前日比3.7%安となった。

プライス・フューチャーズ・グループのフィル・フリン氏は「株価が下落すれば、原油はとりあえず 売られ、 原油需給の状況確認は後回しになることが多い」と指摘している。

一方、サウジアラビアの国営石油会社、サウジアラムコのナセルCEOは「コロナウイルスによる原油 需要への影響は一時的で、年後半には原油消費量は増加するだろう」との見通しを示した。

また、トランプ政権はベネズエラの石油セクターとつながりのある外国企業や個人への制裁を強化することを決定。原油供給への影響が懸念されている。

ただ、市場の目は当面、コロナウイルスの感染拡大に向けられ、需要減懸念から原油価格は下押しされやすい状況が続きそうだ。

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遠藤 結香

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