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原油価格底打ち? ロシアの動向に注目

weekly oil

原油先物市場 概況(2020年2月10日~2月14日)

           WTI原油先物期先チャート 1時間足

WTI原油先物は14日、前週比1.73ドル(3.44%)高い、52.05ドルで取引を終えた。

原油価格は、6週間ぶりに週足で上昇となった。底打ち感が出てきたことで、短期売りの買い戻しも 入っているようだ。

OPECは12日発表の月報で、2020年のOPECに対する原油需要を、前月から20万バレル下方修正。

コロナウイルスの感染拡大による需要減を受け、OPEC+が減産幅の拡大を画策しているのでは、との観測が浮上したことで、原油価格はやや戻したとみられる。

一方、先週発表のEIA米原油在庫が、前週比750万バレル増と大幅に増加したことで、原油価格は下押しされる場面もあった。

               EIA米原油在庫量の推移

今週の原油価格見通し

引き続きコロナウイルスの影響が原油需要を下押しする懸念がくすぶる中、OPEC+が減産幅拡大や 減産期間の延長に動き出すかが注目されそうだ。

OPEC+は3月5日・6日に予定されている会合を前倒しして、早期に需要減への対応を始めることを検討していると伝えられている。

ただ、ロシアが減産に対する立場を未だ表明していないことで、公式な発表ができずにいるようだ。

ロシアが減産支持を表明すれば原油価格の強材料となるが、OPEC+の具体的な対応が示されないままコロナウイルスの感染がさらに拡大すると、原油価格は再び下押しされる可能性もある。

            WTI原油先物期先チャート 週足

週足チャートを見ると、先週は比較的実体の大きい陽線で引けている。まだ弱気水準ではあるものの、ストキャスティクスでは20%以下水準で%Dがslow%Dを上抜け、反転上昇の兆しが出ている。上昇 転換した場合、上値は転換線・基準線の57.48ドルで抑えられそうだ。

一方、日足チャートではダブルボトムの形をつけた後、価格が転換線を上回ってきており、今週は反転上昇となりそうだ。価格の目安としては、転換線51.0ドル付近が下値サポート、基準線54.5ドル付近が上値抵抗となりそうだ。下値サポートを下抜ければ下へ、上値抵抗を上抜ければ上への動きが強まる ことになると考えられる。

注目の経済指標、イベント(2月17日~2月22日)

* 2月18日(火) 米2月NY連銀製造業景気指数

* 2月19日(水) 米1月PPI

* 2月20日(木) API米原油週間在庫統計、米2月フィラデルフィア連銀景況指数

* 2月21日(金) EIA米原油週間在庫統計、ユーロ圏2月PMI

* 2月22日(土) ベイカー・ヒューズ社 米オイルリグ稼働数、CFTC 原油先物 週間投機筋ポジション


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遠藤 結香

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