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感染拡大は終息へ? 金価格を下押し 

金価格上昇 感染者数減少で

金価格は木曜日、小幅に上昇。

NY金先物は、日本時間11時06分、前日終値より1.1ドル高い、1572.7ドルとなっている。

コロナウイルスの新たな感染者数が減少に転じたことで、安全資産の金からは資金が流出したようだ。

一方、各国中央銀行が低い政策金利を維持していることが、金価格の支えとなっているとみられる。

感染拡大は終息へ? 金価格を下押し  

WHOの12日の発表によると、新型コロナウイルス(COVID-19) の感染者は25ヶ国で45,171人に上り、少なくとも1,115人が亡くなっている。

ただ、中国で日々発表されている新たな感染者数が減少に転じたことで、感染拡大はピークを越えつつあるのでは、との見方も出てきた。

中国のシニア医療アドバイザーは、4月までに流行は終息するとの見通しを示している。

流行終息の兆しが見えてきたことで、市場はややリスク志向へと傾いているようだ。これを受け、安全資産の金に流入していた資金が、リスク資産へと戻りつつあるとみられる。

TDセキュリティーズのライアン・マッケイ氏は「コロナウイルスの脅威が少し和らいだことで、市場はリスク志向に傾き、金を買っていた投資家がポジションを解消し始めたようだ」と述べている。

また、パウエルFRB議長が米経済について楽観的な見方を示したこと、ドル指数がおよそ4ヶ月ぶりの高水準となっていることも、金価格の上値を抑えているとみられる。

一方、金価格は世界的な低金利環境に支えられているようだ。

パウエル議長は2日目の議会証言で「低金利はもはや選択肢というわけではなく、現実だ」と指摘し、将来の景気悪化時には金利をゼロに引き下げる可能性も示唆した。

各国中央銀行も低金利を容認・継続する動きを見せており、金利のつかない金価格の支えとなっているとみられる。

コロナウイルス感染拡大への懸念がさらに後退すれば、金価格への下押圧力も強まる可能性があるが、低金利など下支え要因も強く、金価格はレンジでの動きが続きそうだ。

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