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金先物は大幅続落 感染拡大の懸念後退か

NY金先物チャート 日足

4日のNY金先物の終値は、前日比-26.9ドルの1555.5ドルと大幅続落となった。

3日、1600ドルにわずかに届かない水準から、2日間で40ドル幅以上の大きな下落を見せ、2週間かけた上昇幅を打ち消した。

中国中央銀行は4日、前日3日に続いて市場に大規模な資金供給をし、中国株や人民元が大幅上昇したことで投資家心理が改善。新型コロナウイルスの感染拡大による景気減速懸念が後退し、安全資産の金は売り圧力が強まった。

また、ナスダック指数が過去最高値を更新するなど、米株価指数や米国債が上昇し、リスク選好の動きが金の売りを誘った。

NY金先物チャート 1時間足

1時間足を見ると、1月上旬に付けた1600ドルという節目が意識されており、直近では1600ドル付近で強く反落している。簡単には高値を更新するのが難しいことが分かる。

更に4日、昨年末から続いた上昇トレンドラインを下抜けした。抜けると同時に売りが加速し、大陰線を付けた。

先週末にCFTC建玉報告が発表されたが、NY金先物の大口投機筋の買い越し幅は前週比1万2397枚拡大し、大口投機玉ネットは1000トンを超えており、高い買いの占有率であった。

高値圏であったことや、トレンドラインを下抜けたことで、膨らんだ投機買いポジションを解消した売りが出やすくなったと考えられる。

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sasaki

さくらインベスト ディーリング部所属アナリスト。現役トレーダーとして日々相場と向き合っている。チャート分析力に定評あり。

 

 

 

 

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