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原油は下落圧力強く 需要減懸念が重しに

weekly oil

原油先物市場 概況(2020年1月27日~1月31日)

       WTI原油先物期先チャート 1時間足

WTI原油先物は31日、前週比2.63ドル(4.85%)安い、51.56ドルで取引を終えた。

原油価格は、新型肺炎の感染拡大による需要減懸念から、4週連続の下落となった。

新型コロナウイルスの感染は、世界26か国に広がり、死者は300人を超えた。中国との航空便休止の 動きも相次ぎ、すでに原油需要への影響も出始めているようだ。

また、29日発表された先週のEIA米原油在庫量が、予想以上の増加となったことも、原油価格を下押ししたとみられる。

一方、OPECが次回会合を前倒しして、減産について話し合うとの情報が、原油価格を支えたようだ。

今週の原油価格見通し

今週も、新型コロナウイルスの感染拡大に終息の兆しが見えない中、原油価格には下押し圧力が強く かかる状況が続きそうだ。

一方、OPEC+もこの事態を受け、関係各国が対応を協議しているようだ。

4日・5日には、OPEC+の共同技術委員会(JTC)が開かれ、原油市場への新型肺炎感染拡大の影響について話し合うようだ。

JTCが減産期間の延長や減産幅の拡大を提言すれば、原油価格に一定のサポートとなりそうだ。

一方、需要面に市場の目が向く中、先週予想以上に積みあがった米原油在庫量の動向が、原油価格に 大きく影響する可能性もあり、注意が必要だ。

        WTI原油先物期先チャート 週足

週足チャートを見ると、先週はやや長い陰線で引けた。今週は、昨年1月以来強い支持帯となっている50~51ドルのレンジを下回るかどうかがポイントとなりそうだ。ここを下抜ければ、2018年末の安値42.36ドル付近までの下落もあり得るし、逆に下回らず反転すれば、押し目買いに支えられる可能性もある。

一方、日足チャートでは、非常に弱い形となっているが、ストキャスティクス等では売られすぎ水準に入っており、買いのタイミングを探る時期とも言えそうだ。

注目の経済指標、イベント(2月3日~2月8日)

* 2月4日(火) 米1月ISM製造業景況指数、ユーロ圏12月PPI

* 2月5日(水) API米原油週間在庫統計、米12月耐久財受注、米12月貿易収支

* 2月6日(木) EIA米原油週間在庫統計、米1月ISM非製造業景況指数

* 2月7日(金) 中国1月貿易収支、米1月雇用統計

* 2月8日(土)  ベイカー・ヒューズ社 米オイルリグ稼働数、CFTC 原油先物 週間投機筋ポジション


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