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政策金利は据え置き 新型肝炎による景気後退を警戒

29日の金先物の終値は、前日比+0.6ドルの1570.4ドルで小幅高だった。本日30日10時40分時点では、大きく上窓をあげ1583.4ドルあたりを推移している。

NY金先物チャート 日足

米連邦準備理事会(FRB)は28~29日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを1.50-1.75%で維持することを全会一致で決定した。

パウエルFRB議長は会合後の会見で、「米景気は拡大を続け、金融政策は現状が適切だ」と主張し、当面は政策金利の引き上げも引き下げも見送る考えを示唆した。

しかし、新型肝炎の拡大に関して、「現時点での新型コロナウイルスによるマクロ経済への影響は不明、中国と世界に混乱をもたらす可能性が高い」とし、警戒感をにじませる内容だった。

これを受け、景気の先行き懸念が意識され、金は前日の下落から買い戻された。ドル安も進行し、ドル建ての金は割安感から下値を押し上げた。

世界保健機構(WHO)は、本日午後に専門家による緊急会議を開催する。

中国政府によると、感染者数は7000人を超えており、死者170人、致死率は2.1%となっており、2003年のサーズ感染者5974人を超えている。

WHOは緊急事態宣言を発表するのかに注目されており、緊急事態宣言となれば、リスク回避から金が買われることも考えられるだろう。

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sasaki

さくらインベスト ディーリング部所属アナリスト。現役トレーダーとして日々相場と向き合っている。チャート分析力に定評あり。

 

 

 

 

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