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金価格上昇へ? FOMC結果に注目

weekly gold

金先物市場 概況(2020年1月20日~1月24日)

weekly gold 2020.1.27
NY金先物期先チャート 1時間足

NY金先物は24日、前週比11.6ドル(0.74%)高い、1571.9ドルで取引を終えた。

金は2019年9月以降、1560ドルを超えると利確の売りが出る、という状況が続いていたが、先週ついに1570ドル台に乗せてきた。

世界景気の減速懸念や、新型コロナウイルスの感染拡大懸念が、金価格を押し上げたようだ。

IMFは20日発表の世界経済見通しで、2020年の世界経済成長率を3.3%と予測。前年の2.9%からは拡大する見通しとなったが、前回の予測からは0.1ポイント下方修正した。

IMFは、米中貿易交渉の進展が断続的でしかないことや、米イランの緊張が高まる恐れ、気候変動に 関連した災害などを挙げ、依然として懸念材料は多いとしている。

一方、中国の新型肺炎の拡大懸念が、週末にかけて安全資産の金価格を押し上げたとみられる。

weekly target rate 2020.1.27
CMEフェドウォッチより

今週の金価格見通し

今週も引き続き、新型コロナウイルス関連の動向が、金融相場に大きく影響してきそうだ。

また、今週28・29日には、米FOMCが予定されている。FRBは前回会合後、金利の据え置きを示唆しており、今回も基本的な姿勢は変わらないとみられる。

ただ、市場では約13%の利上げ可能性を予測している。利上げは、金利のつかない金価格の弱材料と されており、FOMCの結果が注目される。

FRBによる政策金利の発表は、日本時間30日未明に行われる予定だ。

weekly gold 2020.1.27②
NY金先物期先チャート 日足

週足チャートを見ると、3週ぶりに陽線で引けた。また、先週、3週前の長い陽線の半値1556.6ドルを 下回らずに反転したことで、上昇継続の可能性が高まったと考えられる。今週の目安としては、転換線の1535ドル付近を下回れば弱気転換もあり得るが、そうでなければ強気継続とみてよさそうだ。

一方、日足チャートを見ると、価格が再び転換線を上回ってきており、強気転換の可能性が出てきた。今週の目安としては、転換線の1575ドル付近を下回ることがなければ、上への勢いが強まる一方で、 基準線の540ドル付近を下回ってくることがあれば、再び下へ動く可能性が高まることになりそうだ。

注目の経済指標、イベント(1月27日~2月1日)

* 1月27日(月) 独1月Ifo景況感指数

* 1月28日(火) 米12月新築住宅販売件数、米12月耐久財受注

* 1月29日(水) 米1月CB消費者信頼感指数

* 1月30日(木) 米1月FRB政策金利発表、英1月政策金利発表、米2019Q3実質GDP

* 1月31日(金) ユーロ圏2019Q3実質GDP

* 2月1日(土) CFTC 金先物 週間投機筋ポジション、米1月ミシガン大学消費者信頼感指数


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