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原油価格横ばい 弱気相場続くか

weekly oil

原油先物市場 概況(2020年1月13日~1月17日)

weekly oil 2020.1.20
WTI原油先物期先チャート 1時間足

WTI原油先物は17日、前週比0.46ドル(0.78%)安い、58.58ドルで取引を終えた。

前週の大幅な下落の後下げ止まり、ほぼ横ばいで推移した格好だ。

15日の米中貿易協定「第1段階」の合意署名を受け、世界の原油需要回復への期待から、原油価格は 支えられたようだ。

ただ、中国が500億ドル相当の米国産原油・石油製品などを追加購入する合意内容については、履行が難しいとの見方もあり、原油価格を押し上げるには至らなかった。

一方、16日に、米上院本会議で米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の実施法案が承認されたことから、米国産原油の需要増への期待が広がり、原油価格は小幅に上昇した。

us inventory 2020.1.20

今週の原油価格見通し

15日発表のOPEC月報では、2020年の世界の石油需要は、前年比で約120万バレル増加する見通しが 示された。

一方、IEAは16日発表の月報で、OPEC諸国への原油需要が、同供給を下回るとの見通しを示した。

ただ、原油需要がどの程度改善するかについては様々な見方があり、供給面についても、リビア内戦の行方など中東情勢に対する警戒感は強い。

足元では、需要増見通しと供給過剰懸念がせめぎ合っており、今週も引き続き需給のバランスに影響を与える情報に、注意を払う必要がありそうだ。

weekly oil 2020.1.20②
WTI原油先物期先チャート 週足

週足チャートを見ると、先週は下ヒゲが雲の下限付近まで伸び、200週移動平均の下で取引を終えた。今週は200週移動平均の上、雲の中からのスタートとなっており、引き続き弱材料に反応しやすい地合とみられる。今週の目安として、転換線60.34ドルを上回れば調整を終えて上昇継続となり、雲の下限59.63ドルを下回れば下方向への勢いが強まることになりそうだ。

一方、日足チャートでは、転換線・基準線の下、200日移動平均を上放れてのスタートとなっている。基準線の61.5ドル付近を上回れば強気へ、200日移動平均の57.8を下回れば弱気へ傾きそうだ。

注目の経済指標、イベント(1月20日~1月25日)

* 1月21日(火) ダボス会議、英12月雇用統計、ユーロ圏1月ZEW景況感指数

* 1月22日(水) ダボス会議

* 1月23日(木) ダボス会議、API米原油週間在庫統計

* 1月24日(金) ダボス会議、EIA米原油週間在庫統計、ユーロ圏1月製造業・非製造業PMI

* 1月25日(土) ベイカー・ヒューズ社 米オイルリグ稼働数、CFTC 原油先物 週間投機筋ポジション


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