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金価格に下落サイン? 政策金利に注目

金先物市場 概況(2020年1月13日~1月17日)

weekly gold 2020.1.20
NY金先物期先チャート 1時間足

NY金先物は17日、前週比0.2ドル(0.01%)高い、1560.3ドルで取引を終えた。

金は15日の米中貿易協定「第1段階」の合意署名を前に売られる場面もあったが、その後反発。

公表された合意内容によると、中国は産業政策の抜本見直しを拒んだままで、米国は中国製品のおよそ7割に制裁関税を課したままとなっている。

合意署名により株価は上昇したが、先行きの不確実性は依然として高く、金価格は高止まりしている。

一方、17日発表された中国の2019年の経済成長率は6.1%と、前年の6.6%からは鈍化したものの、政府目標は達成した。

中国経済データが一定の堅調さを示したことで、安全資産の金価格は上値を抑えられたとみられる。

weekly target rate 2020.1.20
CMEフェドウォッチ 2020年1月

今週の金価格見通し

今週21~24日には、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)が開催され、世界118か国の首脳や経営者ら約3000人が参加し、持続可能で結束した世界について議論する。

トランプ米大統領も2年ぶりに出席する予定となっており、2020年の世界の政治経済を占う上で重要な会議となりそうだ。

また、今週は日銀やECBの政策金利発表があり、こちらも金価格に影響を与える可能性がある。

利上げは金価格の下げ材料に、利下げは上げ材料になりやすい。来週の米FOMCを前に、各中央銀行がどのような経済見通しを示すのかも注目される。

weekly gold 2020.1.20②
NY金先物期先チャート 週足

週足チャートを見ると、先週は実体が短く、下ヒゲが長く上ヒゲがほぼない下影陰線で引けている。 この形の足は天井を示唆する可能性があり、今週は下落に注意が必要だ。ただ、3週前の長い陽線の 半値1556.6ドルを下回らずに反転すれば、上昇継続の可能性が高まる。

一方、日足チャートでは価格が転換線を下回っており、勢いの衰えが見られる。今週の目安としては、転換線の1575ドルを再び上回れば上へ、基準線の1540ドル付近を下回ってくることがあれば、下への動きが強まることになりそうだ。

注目の経済指標、イベント(1月20日~1月25日)

* 1月20日(月) 独12月PPI

* 1月21日(火) ダボス会議、日銀1月政策金利、英12月雇用統計、ユーロ圏1月ZEW景況感指数

* 1月22日(水) ダボス会議、カナダ12月CPI

* 1月23日(木) ダボス会議、米12月中古住宅販売数、ECB1月政策金利

* 1月24日(金) ダボス会議、ユーロ圏1月製造業・非製造業PMI

* 1月25日(土) CFTC 金先物 週間投機筋ポジション


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