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景気減速懸念後退から 金は小幅安

17日の金先物は前日比-3.5ドルの1550.5ドルで小幅安となった。

NY金先物チャート 日足

米上院は16日、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の実施法案を可決した。

下院は既に法案を可決しており、トランプ米大統領の署名を経て、2020年中の発効を目指すとしている。

15日の米中貿易合意第一段階が正式に成立したことに続き、USMCAの実施法案可決により、貿易摩擦激化の緩和や米景気減速懸念の後退から、安全資産の「金」は反落に転じた。

米商務省は16日、昨年12月の小売売上高を発表した。前月比0.3%増と堅調な伸びを示した。

更に同日、1月のフィラデルフィア連銀製造景気指数が発表され、市場予想3.8に対し、結果は17.0と大幅に市場予想を上回り、8ヶ月ぶりの高い水準となった。

米経済指標の好調もリスク選好の要因となっており、ドルは上昇、更に米主要株価指数は3市場揃って最高値更新となり、ドル建ての金市場の重石となった。

金先物は今月8日に付けた1600ドル付近から、徐々に高値を切り下げた動きをしており、先月から今月上旬までに見せた大きな上昇の調整局面といえる。

また、最高値更新をしている、米主要株価指数が好調なことも金の上値を抑えていると考えられる。

ダウ平均は現在29,000ドルを超えており、更に上昇し30,000ドルを狙う展開になれば、金先物は下落に転じていくだろう。

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sasaki

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