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金先物は9日連続続伸 中東情勢の緊張高まる

週明け6日の金先物相場は、先週末から約16ドル高い1568.8ドルでクローズした。

NY金先物チャート 日足

先週末の引けから、6日は約10ドル高でオープンしており、一時1590ドルを超えた。

しかしその後は、利益確定売りや高値警戒感から上げ幅は削られたが、依然として高値圏を推移している。

ドルの下落も、ドル建てである金相場を支えた。

トランプ大統領は4日、米軍によるイラン司令官の殺害に対し、イランで報復の声が上がっていることを受け、「イランが米国の国民や財産に攻撃を仕掛けた場合、反撃として我々はイランの52カ所を標的にする」とツイッターに投稿した。

トランプのこうした発言について、イラン最高指導者の軍事顧問のデフガン氏は、アメリカがイランの文化財を攻撃するなら、「米軍の人員、アメリカの政治拠点、アメリカの軍事基地、アメリカの船舶はすべて安全ではなくなる」と語った。

更に「トランプが52カ所攻撃と言うなら、こちらは300カ所を攻撃する。すべて我々の射程内にある。」と述べた。

昨年から緊張していた米イラン関係に、ソレイマニ司令官殺害によって中東情勢の緊張度は高まり、市場はリスク回避の動きとなっているが、今後も報復が続くようなら更に金へ資金が流入してくるだろう。

ゴールドマン・サックスによると、中東情勢危機に対するヘッジとして、原油よりも金が有効だとの見方を示している。

ゴールドマン・サックスは、ソレイマニ司令官殺害の影響が今後どのように広がるか、現時点では幅広いシナリオが考えられるとした上で、「金が現在のレベルをはるかに超えて値上がりする可能性が高いことを歴史が示している。当社の以前の調査でも、金のロングポジションがこうした地政学的リスクに対する、より良いヘッジであることが示されている。」と分析している。

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