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金価格は反転上昇へ? 中東の緊張受け

金先物市場 概況(2019年12月23日~2020年1月3日)

weekly gold 2020.1.6
NY金先物期先チャート 1時間足

NY金先物は3日、前週比34.3ドル(2.26%)高い、1552.4ドルで取引を終えた。

米中貿易協議の先行き懸念やドル安傾向を受け、金価格は年末にかけて徐々に押し上げられていった。

さらに年明け3日には、米軍によるイラン司令官殺害を受けて、米・イランの対立が一気に緊迫化。

市場ではリスク回避の動きが活発化し、主要株価が下落する一方、安全資産とされる米国債や日本円、金などが買われ、金価格は、およそ4か月ぶりに1550ドルを突破した。

また、3日に発表された12月の米ISM製造業景況指数が、予想を下回る47.2と、およそ10年半ぶりの 低水準となったことも、金価格の強材料となったようだ。

weekly dollar 2020.1.6
米ドル指数チャート 1時間足

今週の金価格見通し

今週は、中東情勢に注目が集まりそうだ。

米国がイランの重要人物、ソレイマニ司令官を殺害したことを受け、イランは報復措置を行うことを 宣言。米国側も、イランが報復攻撃を行った場合、それに対する報復攻撃を行うことを示唆している。

米・イランの対立が深まり、軍事衝突の可能性が高まれば、安全資産への資金流入が進みそうだ。

また、米中の「第1段階」合意への署名は、1月15日に予定されている。実際に署名が行われるまでは 先行きへの警戒感も強く、金が売られにくい状況は続きそうだ。

weekly gold 2020.1.6②
NY金先物期先チャート 週足

週足チャートを見ると、直近2週間は長い陽線となり、買い勢力の強さがうかがえ、本格的に調整下げ後の反転上昇局面に入ってきたようだ。エリオット波動の第5波動と見た場合、第1波動と同じ上げ幅で1628.9ドル、同1.618倍の上げ幅では1741.8ドルが上値の目安となりそうだ。

また、日足チャートでも雲を上放れ、強気相場に入っているとみられるが、転換線の1520ドル付近、 基準線の1500ドル付近を下回ってくると、売りが一気に進むことになりそうだ。

注目の経済指標、イベント(1月6日~1月11日)

* 1月6日(月) ユーロ圏11月PPI

* 1月7日(火) 米11月貿易収支、CFTC 金先物 週間投機筋ポジション(前週分)

* 1月8日(水) 米12月ISM非製造業景況指数、米11月耐久財受注、米12月ADP雇用統計

* 1月9日(木) 中国12月CPI、ユーロ圏11月雇用統計

* 1月10日(金) 米12月雇用統計

* 1月11日(土) 米11月卸売在庫、CFTC 金先物 週間投機筋ポジション


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