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来年は供給不足へ? 米中貿易協議次第か

原油価格横ばい 米原油在庫増加で

2019.12.12 oil

原油価格は木曜日、ほぼ横ばい。

WTI原油先物は、日本時間11時23分、前日終値より15セント高い58.91ドルとなっている。

水曜日発表のEIA米原油在庫が予想に反して増加したことを受け、上値は重くなっているようだ。

一方、OPECが来年は供給不足になるとの見通しを示したことが、原油価格の支えているとみられる。

来年は供給不足へ? 米中貿易協議次第か

EIAが11日発表した先週の米原油在庫量は、前週比82.2万バレル増となった。事前の市場予想は約280万バレル減だった。

予想に反して在庫が増加したことで供給過剰が意識され、原油価格は11日、下落した。

また、先週の米ガソリン在庫は前週比540万バレル増、ヒーティングオイル在庫は同410万バレル増となる一方、原油の受渡が行われるオクラホマ州クッシング在庫は、同340万バレル減となった。

プライス・フューチャーズ・グループのシニアエネルギーアナリスト、フィル・フリン氏は「先週は、いくつかの州で大雪となり、国内のガソリン需要が落ち込み、在庫増につながった」と指摘している。

一方、OPECは11日に発表した12月の月報で、2020年の世界の石油需要は2019年比で108万バレル増の1億88万バレルとなり、OPECに対する需要は、2958万バレルとなるとの見通しを示した。

同月報によると、OPECの11月の産油量は、前月比19.3万バレル減の約2955万バレルで、2020年の需要見通しに対し、およそ3万バレル少ない。

また、 2020年のOPEC非加盟国の増産幅の見通しは、7月時点から約27万バレル下方修正されている。米シェールオイルの生産量が、当初の予想ほど急速に伸びないと判断されたようだ。

OPECは月報で「世界的な貿易の減速は底打ちとなり、2020年は改善へ向かうとみられる」と楽観的な見方を示したが、米中貿易協議をめぐる先行き不確実性はまだ強い。

15日に予定されている対中追加関税発動をめぐっては、トランプ米大統領は12日に政権幹部と協議する予定だと報じられている。

追加関税発動が延期されるのか、予定通り実行されるのかによって、原油価格の見通しも大きな影響を受けることになりそうだ。

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