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金価格足踏み 米追加関税発動はあるか

weekly gold

金先物市場 概況(2019年12月2日~12月6日)

weekly gold 2019.12.9
NY金先物期先チャート 1時間足

NY金先物は6日、前週比7.6ドル(0.52%)安い、1465.1ドルで取引を終えた。

週前半は、経済指標の悪化や、トランプ米大統領がブラジル・アルゼンチンの鉄鋼とアルミニウムに、追加関税を課すと表明したことなどを受け、株価が下げる一方で金価格は上昇。

ただ、週半ばには米中合意が近いとの報道などを受け、金価格はやや下げ基調に。

さらに週末には予想を上回る米雇用統計の発表を受け、安全資産の金価格は大きく下げたとみられる。

強い雇用統計を受けFRBが金利を据え置く可能性が高まったことも、金価格の弱材料となったようだ。

fedwatch 2019.12.9
CMEフェドウォッチ 政策金利予測 

今週の金価格見通し

日本時間の今週12日には、12月FOMC後の記者会見が行われる。

9日時点では、FRBが金利を据え置く可能性は99%以上と予想されている。会見で政策金利の据え置き継続や、利上げの可能性を示唆する発言があれば、金価格の下げ圧力が強まることになりそうだ。

また、同日には英総選挙も行われる。ジョンソン政権が過半数を取れるかどうかが注目される。

さらに、15日には、米国が中国製品に対する追加関税発動を予定している。予定通り発動されるのか、延期や撤回があるのかによって、今後の米中協議の行方に大きく影響しそうだ。

weekly gold 2019.12.9②
NY金先物期先チャート 日足

週足チャートを見ると、先週は一時転換線を上回ったものの、上ひげの長い陰線で引けている。半値 押しの目安ライン1444.9ドルよりも上に位置しているが、上値の重さがうかがえる。今週の目安と  しては、基準線の1451.4ドルが支えとなる一方、転換線の1483.6ドルが上値の抵抗となりそうだ。

また、日足チャートでは、転換線の下からのスタートとなっている。足元の値動きは①下降トレンド 継続中②調整下げ終了後の反転準備 の可能性が考えられる。①であれば1452‐1459ドルの抵抗帯を下へ抜け、②であれば、同レンジで反転して上へ向かうとみられる。また、11月26日の安値、1449.6ドルが価格の下限として意識され、ここを下回ると下落の勢いが強まりそうだ。

注目の経済指標、イベント(12月9日~12月14日)

* 12月10日(火) 中国11月CPI/PPI、ユーロ圏12月ZEW景況感指数

* 12月11日(水) 米11月CPI

* 12月12日(木) EU首脳会談、英総選挙、米FRB政策金利、FOMC後会見、ECB政策金利

* 12月13日(金) EU首脳会談、日銀短観、米11月小売売上高

* 12月14日(土) CFTC 金先物 週間投機筋ポジション


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