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原油は56ドル回復も上値重く リスク回避の動きになるか

3日の原油相場は、55.96ドルでオープンし、56.10ドルでクローズ。

55ドル付近を付けた先週末の急落後、初めて56ドル台に乗せて引けた。

しかし、安値55.35~高値56.80ドルを乱高下しながらの上昇であった。

WTI原油先物期先チャート 30分足

日足で見ると、10月初旬から始まっている緩やかな上昇トレンドが続いており、現在はその下値を結ぶトレンドライン付近に位置している状況。

しかし、その流れを引き継ぎ、反発して上昇が期待できるわけではない。

WTI原油先物期先チャート 日足

トレンドラインにタッチしては強い上昇を繰り返していたが、11月末の急落後はショートカバーの動きを見せ12月2日、3日とも陽線を作るも、上髭や下髭の長い迷いを見せながらの値動きを見せている。

更に11月は長い間57~58ドル前後で値段が滞留していたこともあり、簡単に上値を超えることは難しいだろう。

3日、トランプ米大統領が米中通商協議の合意について、来年秋の米大統領選後に結論を持ち越す可能性を示唆した。

ダウ平均は連日の大幅安で、12月に入り2日間で500ドル以上下落している。

今後も米中通商協議の先行きへの不透明感が強まり、投資家のリスク回避姿勢が強まるようであれば、12月に入り流れが変わり、トレンドラインを下抜けする展開も十分予想できそうだ。

一方、今週5日から6日に開かれる、OPEC加盟・非加盟国で構成されるOPECプラスの会合は、協調減産拡大で決定する見通しだとしている。

また、JPモルガンのマレク氏によると、サウジは原油価格を下支えし、自国予算の均衡を保つ水準である60~70ドルに維持する必要があるとしている。

サウジアラムコのIPOを控え、減産幅拡大に伴い、価格上昇するという見方もある。

今後は、OPECプラスや、米中通商協議の展開など、価格が変動しやすい展開が予想される。

11月は、54ドル~58ドル後半の中でレンジを形成していたが、現在の価格はちょうどその中央値に位置している。上下どちらにも動く余地はありそうだ。


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sasaki

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