金相場の下落トレンドは一旦底打ちか、株安に伴う上昇期待

金相場の下落トレンドは一旦底打ちか、株安に伴う上昇期待

12月2日のオープン価格は、先週末クローズ価格とほぼ同水準の1464ドル付近でスタートした。

一時、1454ドルまで約10ドル下落するも、米ISM製造業景気指数の悪化が足掛けとなり値を戻し、1465ドルで終値を付けた。

金相場は、11月12日ごろに付けた1450ドル付近を下値に、何度も安値を試すも、その都度跳ね返し、底を固める動きを見せていた。

9月上旬から続いている緩やかな下落トレンドの中で、短期的な底打ちを期待できそうだ。

しかし、大幅な株安・ドル安を受けながらも、陽線で終わることができない動きを見ると、力の弱さが感じられる。

1450ドルを割れれば約1ヶ月間揉み合った水準であり、更に日足での200EMAが重なる1420ドル付近のサポートまでストンと落ちていくことも考えられそうだ。

また、11月は連日のように史上最高値を更新し力強い上昇を見せたダウ平均だが、経済指標の悪化や、トランプ大統領が、ブラジルとアルゼンチンから輸入する鉄鋼とアルミニウムに追加関税を課すと表明したことを受け、楽観の後退から268ドルの大幅安で引けた。

利益確定売りと共に、意識される28000ドルを割る動きを見せており、日足レベルでのダブルトップを形成しつつある。

米中通商協議や貿易交渉の不安感などからリスクオフの動きになり、株価やドルが下落に転じる流れになれば、株から金相場に資金が流入し、金価格のさらなる上昇が見られそうだ。

今週は雇用統計やISM非製造業景気指数など、金相場が大きく動きそうなイベントが待ち構えている。

世界的な貿易摩擦の警戒感も相まって、注目すべき展開が続きそうだ。


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sasaki

さくらインベスト ディーリング部所属アナリスト。現役トレーダーとして日々相場と向き合っている。チャート分析力に定評あり。

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