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金は反転上昇へ? 米中協議の先行き不安で

weekly gold

金先物市場 概況(2019年11月25日~11月29日)

weekly gold 2019.12.2
NY金先物期先チャート 1時間足

NY金先物は29日、前週比9.1ドル(0.62%)高い、1472.7ドルで取引を終えた。

週前半は、米中協議の進展期待や堅調な米経済指標を受けて金相場は弱気に傾いていたが、後半には、米中貿易戦争の激化が再び意識され、大きく上げる場面があった。

トランプ米大統領は27日「香港人権・民主主義法案」に署名し、同法が成立。これに対し中国外務省は28日、米国の内政干渉に対して断固として報復措置をとる、との声明を発表した。

28日は米祝日で小幅な値動きとなったが、翌日29日には、米中関係の悪化で、貿易協議が滞るとの懸念から、安全資産の金買いの動きが強まったとみられる。

weekly gold volume 2019.12.3
NY金先物期先チャート 日足・出来高

今週の金価格見通し

引き続き、米中協議に関わる情報により、金価格も動くことになりそうだ。

米国で香港人権法が成立したことに対し、中国が具体的な報復措置に言及すれば、リスク資産から安全資産へのシフトが進みそうだ。

逆に米中協議が進展する見通しとなれば、金価格には下押し圧力がかかるとみられる。

また、今週は米中の貿易収支発表もあり、米中貿易戦争の影響がどの程度出ているのかも注目される。

weekly gold 2019.12.2②
NY金先物期先チャート 日足

週足チャートを見ると、先週は陽線で半値押しの目安ライン1450.6ドルから上放れ、反転上昇の可能性がやや高まった。今週の目安としては、基準線の1444.9ドルが支えとなる一方、転換線の1484.3ドルが上値の抵抗となりそうだ。また、終値が1440.8ドルを下回ると、下げの勢いが強まると考えられる。

また、先週の日足チャートは転換線を上回って引けたものの、依然として価格は雲・基準線の下で推移している。今週は、1483ドル付近が上値抵抗、1444ドル付近が支えとなると考えられるが、ここを 下回ると、200日移動平均線1420ドル付近まで、急落する可能性もある。

注目の経済指標(12月2日~12月8日)

* 12月2日(月) 中国11月製造業PMI、ユーロ圏11月製造業PMI

* 12月3日(火) 米11月ISM製造業PMI、CFTC 金先物 週間投機筋ポジション(前週分)

* 12月4日(水) ユーロ圏11月非製造業PMI、米11月ADP雇用者数

* 12月5日(木) 米11月ISM非製造業PMI、ユーロ圏7-9月期GDP、米10月貿易収支

* 12月6日(金) 米10月耐久財受注、米11月雇用統計

* 12月7日(土) 米12月ミシガン大学消費者信頼感指数、CFTC 金先物 週間投機筋ポジション

* 12月8日(日) 中国11月貿易収支


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