米で香港人権法成立 米中協議に影響か

米で香港人権法成立 米中協議に影響か

金価格横ばい 強弱材料が混在

2019.11.28 gold

金価格は木曜日、ほぼ横ばい。

NY金先物は、日本時間11時42分、前日終値より2.4ドル高い、1463.2ドルとなっている。

米中貿易協議の進展期待や堅調な米経済指標により、金価格は上値を抑えられているようだ。

一方、米国で香港人権法が成立し、米中協議の先行き不安から金需要がやや高まっているとみられる。

米国の香港法案 米中協議に影響か

27日発表された、7‐9月期の米GDP改定値は2.1%と、予想を上回る伸びとなった。貿易戦争の影響が続く中でも、米経済の堅調さが示された格好だ。

また、同日発表された先週の新規失業保険申請件数は減少、10月の米耐久財受注は9か月ぶりの大幅な増加となった。     

堅調な米経済指標の発表が続いたことで、金と逆の値動きになりやすいドルが高くなっていることも、金価格の重しとなったとみられる。

さらに、トランプ米大統領が27日、部分合意に向けた米中貿易協議は「最後の難関」に取り組んでいると発言したことを受け、米株価指数は史上最高値を更新。 

市場はリスク志向に傾き、金市場からは資金が流出しているようだ。

TDセキュリティーズの商品ストラテジスト長、バート・メレク氏は「米中の貿易協定の部分合意が近いと伝えられ、金など安全資産の保有は、機会損失になると捉えられている」と指摘。

一方で、トランプ大統領は27日、「香港人権・民主主義法案」に署名し、同法案が成立。

中国外務省は28日、米国が香港に関して内政干渉を続けるのであれば、断固として報復措置をとるとの声明を発表した。

同法の成立で米中関係が悪化し、貿易協議が滞るとの懸念が、安全資産の金価格を支えているようだ。

米中貿易協議をめぐって、より確かな情報が出てきた場合には、金価格も大きく動く可能性があるが、大きな材料がなければ、レンジでの動きが続くことになりそうだ。


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