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金は下押し圧力強く 経済指標にも注目

weekly gold

金先物市場 概況(2019年11月18日~11月22日)

weekly gold 2019.11.25
NY金先物期先チャート 1時間足

NY金先物は22日、前週比4.9ドル(0.33%)安い、1463.6ドルで取引を終えた。

米中貿易協議の見通しが二転三転し、金価格の値動きにも引き続き影響を与えているようだ。

香港デモの激化を受け、米下院で香港人権・民主主義法案が可決されたことで、米中貿易協議の先行き不安が広がっている。

トランプ米大統領がこの法案に署名するかどうかは微妙なところだが、もし署名することになれば、 米中関係が一気に悪化する可能性もある。

ただ、米中両国が年内に第1段階の合意を交わすとの期待も根強く、安全資産の金価格は上がりにくい状況が続いているようだ。

weekly daller index 2019.11.25
ドル指数チャート 1時間足

今週の金価格見通し

今週も、米中協議に関わる情報により、金価格も動くことになりそうだ。

また、先週末発表された米製造業PMIが7か月ぶりの高水準をつけたことで、ドル指数が上昇し、ドルと逆の値動きになりやすい金価格には下押し圧力がかかっているとみられる。

今週発表の米経済指標でも、米経済の堅調さが示される結果となれば、FRBの利下げ停止の可能性も 高まるとみられ、さらに金価格が押し下げられることも考えられる。

特に今週水曜日(日本時間)には米国の重要指標の発表が集中しており、金相場が大きく動く可能性も ありそうだ。

weekly gold 2019.11.25②
NY金先物期先チャート 日足

週足チャートを見ると先週は陰線で引けたものの、半値押しの目安となる1456.7ドルは上回っている。まだ反転上昇の可能性も残るが、基本的には下落基調が続きそうだ。今週の目安としては、基準線の1438.6ドルが支えとなる一方、転換線の1486.0ドルが上値の抵抗となりそうだ。終値が1450.6ドルを 下回ると下げの勢いが強まると考えられる。

また日足チャートでは、先週は価格が転換線を上回ったものの、再び下からのスタートとなっている。今週の目安としては、1483.6ドルが強い上値抵抗となる一方で、1444ドル付近でサポートを受けると考えられるが、ここを下回ると、200日移動平均線1420ドルあたりまで、急落する可能性もある。

注目の経済指標(11月25日~11月30日)

* 11月25日(月) ドイツ11月Ifo景況感指数

* 11月26日(火) 米10月卸売在庫、FRBパウエル議長演説

* 11月27日(水) 米11月CB消費者信頼感指数、米7-9月期GDP、米10月耐久財受注

* 11月28日(木) ユーロ圏11月消費者信頼感指数

* 11月29日(金) ユーロ圏10月雇用統計

* 11月30日(土) 中国11月製造業PMI


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遠藤 結香

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