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金価格は上値重く FOMC議事録に注目

金先物市場 概況(2019年11月11日~11月15日)

weekly gold 2019.11.18
NY金先物期先チャート 1時間足

NY金先物は15日、前週比5.6ドル(0.38%)高い、1468.5ドルで取引を終えた。

金価格は米中協議の進展期待で下げ、期待の後退で上げる値動きが続いている。

13日には、中国は米国のみ利益を得る一方的な合意には応じない考えを示した、と伝えられ、金価格は上昇。

14日には、ラリー・クドロー米大統領国家経済会議委員長が、米国は中国との貿易協定合意に近づいている、と発言し、金価格には下押し圧力がかかった。

一方、10月の中国小売売上高は予想を下回り、ドイツの7-9月期GDPは前期比+0.1%と低い伸び率となったことなど、経済指標の弱さが金価格の支えとなったと見られる。

weekly position 2019.11.18

今週の金価格見通し

今週も、米中協議の進展・後退の状況により、金価格は大きな影響を受けることになりそうだ。

金価格は米中貿易戦争の激化に伴って上昇し、年初より約14%高い水準となっているものの、足元では米中貿易協議の進展期待を受けて、下げやすくなっているようだ。

また、10月のFOMC議事録の発表も注目される。

今後の利下げ休止の可能性が高まる材料が出れば、金価格にはさらに下げ圧力がかかるとみられる。

weekly gold 2019.11.18②
NY金先物期先チャート 日足

週足チャートを見ると、先週は陽線で引けたものの、半値押しの目安ライン付近での値動きとなって おり、基本的には下落基調が続きそうだ。今週の目安としては、終値が1455.6ドルを下回ると、下げの勢いが強まり、1494.8ドルを上回れば、反転の可能性を残すことになりそうだ。

また日足チャートでは、遅行スパンが雲を下抜け、価格線も1475.5ドル付近で上値を抑えられている。今週の目安としては、1483.6ドルが強い上値抵抗となる一方、1455ドル付近でサポートを受けることになりそうだ。ただ、下値サポートを下回ることがあれば、200日移動平均線1416.7ドルあたりまで急落する可能性もある。

注目の経済指標(11月18日~11月23日)

* 11月18日(月) EU経済財政協議会

* 11月19日(火) 米10月住宅着工件数

* 11月20日(水) ドイツ10月PPI

* 11月21日(木) 米10月FOMC議事録、米11月フィラデルフィア連銀景況指数

* 11月22日(金) 米10月中古住宅販売件数、ユーロ圏11月PMI

* 11月23日(土) 米11月ミシガン大学消費者信頼感指数、CFTC 金先物 週間投機筋ポジション


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