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原油需要は改善へ? 需給の動向に注目

原油価格横ばい 強弱材料が混在

2019.10.29 oil

原油価格は火曜日、横ばい。

WTI原油先物は、日本時間10時24分、前日終値より1セント安い、55.80ドルとなっている。

中国経済の減速懸念や米原油在庫の増加予測を受け、原油価格に下落圧力がかかったようだ。

一方、米中貿易協議の進展期待や、OPEC+の減産への期待が、原油価格を支えているとみられる。

原油需要は改善へ? 需給の動向に注目

27日発表された9月の中国工業利益は、前年比マイナス5.3%と、2か月連続で縮小。中国経済の減速を受けて原油需要の減少懸念が広がり、28日には原油価格が反落した。

一方、トランプ米大統領は「『第一段階』と呼んでいるが、米中貿易協定の大部分に合意できることになるだろう」と発言し、早期の合意にも期待をにじませた。

ロイターによると、米中合意で原油需要は押し上げられると複数のアナリストが予想しているようだ。

INGのアナリスト、ウォーレン・パターソン氏は「米中協議が進展し正式な部分合意に至れば、市場のセンチメントはさらに良くなるだろう」と述べている。

また、ロシアのノワク エネルギー大臣は「12月のOPEC+会合では、米シェール増産の減速も考慮した話し合いが行われるだろう」と発言した。

米産油量は今年、日量1200万バレルを超えたが、産油量の伸びは鈍化しつつある。米シェール業者は10月もオイルリグ稼働数を減らし、稼働数は11カ月連続で減少している。

一方で、OPEC+は今年1月から、前年までの減産幅を120万バレル拡大。12月5・6日の会合では、来年4月以降の減産期間延長や、さらなる減産幅の拡大が検討されると伝えられている。

BNPパリバのストラテジスト、ハリー・チリンギリアン氏は「協調減産期間の延長については参加国の反発も小さいが、減産幅拡大の合意は相当難しいだろう」と指摘している。

需要の弱さや供給の増加は、原油価格を押し下げ、需要の強さや供給の減少は、原油価格を押し上げる要因となる。

当面は、需給のバランスに影響を与える情報に注目が集まりそうだ。


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