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ブレグジットの行方 金相場を動かすか

weekly gold

金先物市場 概況(2019年10月14日~10月22日)

weekly gold 2019.10.23
NY金先物期先チャート 1時間足

NY金先物は22日、11日比で1.7ドル(0.1%)安い、1487.5ドルとなっている。

米中貿易協議の進展期待を受け、金相場は全体的にやや弱気へ傾いたようだ。

一方、EUは17日の首脳会議で、同日に英政府と合意した英EU離脱案を承認。先行きへの期待から、 金価格は一時的に下げる場面もあったが、その後やや戻した。

また、先週発表された米小売売上高や製造業景況感指数の悪化を受けて、FRBが10月末のFOMCで追加利下げに踏み切る可能性が高まっている。

金利のつかない金にとって利下げは強材料となるため、利下げ可能性の高まりが金価格の支えとなった面もあるようだ。

weekly rate cut 2019.10.23
FRB利下げ可能性 2019.10.30

今週の金価格見通し

ブレグジットをめぐる先行きの不確実性が依然として高く、金価格には一定のサポートとなりそうだ。

英国のEU離脱には、先週EU首脳会議で承認された離脱協定案を、英議会が承認する必要がある。

19日の英議会で、離脱関連法が成立するまで離脱協定案の採決を先送りする動議が可決された。22日に離脱関連法案の大枠は可決されたものの、英政府が提出したスピード審議の日程動議は否決。

ジョンソン英首相は解散総選挙の可能性も示唆しており、混乱はまだ続くことになりそうだ。

一方、CMEフェドウォッチによると、今月末にFRBが25ベーシスポイントの利下げを行う可能性は、 23日12時時点で94.6%となっている。利下げ期待が高まれば金価格の強材料に、逆に利下げ期待が後退すれば、金価格の弱材料となるとみられる。

weekly gold 2019.10.23②
NY金先物期先チャート 日足

週足チャートを見ると、転換線は下回っているものの、半値押しの目安となる1478.7ドルまでは下げていない。日足チャートでは、雲の中で転換線に上値を抑えられ、横ばいが続いている。今後、雲の底(今週の水準は1476.9ドル~1483.8ドル)を下へ抜けると、三役逆転となる状況は変わっていない。 今週の目安としては、1504.2ドルを上回れば踏みとどまる可能性を残すが、1478.7ドルを下回れば、 下降基調が強まりそうだ。

注目の経済指標(10月23日~10月26日)

* 10月24日(木) ユーロ圏10月PMI、ECB政策金利発表、米9月耐久財受注

* 10月25日(金) ミシガン大学米10月消費者信頼感指数

* 10月26日(土) CFTC 金先物 週間投機筋ポジション


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