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米中は?ブレグジットは? 金相場はどうなる?

2019.10.18 金

金価格横ばい 景気減速懸念受け

2019.10.18 gold

金価格は火曜日、ほぼ横ばい。

NY金先物は、日本時間14時20分、前日終値より3.8ドル安い、1494.5ドルとなっている。

米中の弱い経済指標を受けた世界景気の減速懸念が、安全資産の金買いにつながったようだ。

一方で、依然として不確実性の高いブレグジットやドル安も、金価格の支えとなっているとみられる。

米中は?ブレグジットは? 金相場はどうなる?

EUは17日の首脳会議で、同日に英政府と合意した英EU離脱案を承認した。

次の焦点は、19日に予定されている英議会の採決で、離脱案が承認されるかどうかになる。

ただ、英議会でジョンソン英首相の離脱案が承認されるかは不透明だ。北アイルランド民主統一党(DUP)は 、アイルランドとの国境問題をめぐり、離脱案の不支持を表明している。

EUの英離脱案承認直後には、ポンド建て金価格が7月26日以来の水準まで下げたものの、その後はやや戻している。

RJOフューチャーズのフィリップ・ストレイブル氏は「ブレグジットについては、依然として先行きの不確実性が高く、金価格の反発につながった」と指摘している。

英議会で離脱案が否決され、ジョンソン首相がEUに離脱期限の延長を申請せず、10月31日の離脱期限までに離脱案がまとまらなければ、「合意なき」離脱となる可能性も残る。

一方、18日発表された中国の7-9月期GDP成長率は、前期比1.5%(年率換算で6%)と、4-6月期と比べ0.1ポイント減速。長期化する米中貿易戦争の影響を受け、およそ30年ぶりの低成長となった。

中国商務省は17日、貿易戦争に勝者はおらず、米中両国ができるだけ早く貿易協定に合意できるようにしたい、との考えを示している。

米中貿易戦争の影響は米経済にも表れている。9月の米小売り売上高やFed鉱工業生産は前月比マイナスとなっており、安全資産としての金需要を押し上げているとみられる。

ブレグジットや米中貿易戦争は、いまだ先が読めない状況だ。先行きの不透明感が払拭されない限り、金相場は底堅い状況が続くとみられる。


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遠藤 結香

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