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需要減懸念広がる 中東リスク高まりも 

原油価格横ばい 米原油在庫大幅増で

2019.10.17 oil

原油価格は木曜日、ほぼ横ばい。

WTI原油先物は、日本時間12時09分、前日終値より45セント安い、52.91ドルとなっている。

API発表の米原油在庫が大幅増となったことが、原油価格を押し下げているとみられる。

また、世界の景気減速懸念も、引き続き原油価格の重しとなっているようだ。

需要減懸念広がる 中東リスク高まりも 

APIが16日発表した米原油在庫は、前週比1045万バレル増と予想を上回る増加となった。

アクシトレーダーのスティーブン・イネス氏はレポートで「弱い経済指標が続く中、米原油在庫の積み上がりが原油需要の減少懸念につながったようだ」と指摘している。

ただ、APIのデータでは、米原油在庫は年初来1527万バレルの減少となっており、特に6月以降は減少傾向が続いている。

今週は、米祝日の関係で、EIA原油在庫統計は17日(日本時間18日)に発表される予定だが、EIAのデータでもAPIと同量の増加となれば、2017年2月以来の伸び幅となり、原油価格の重しとなりそうだ。

また、世界の景気減速懸念が加速しており、原油需要の減少も強く意識されているようだ。

15日、IMFが2019年の世界の経済成長率を前回から0.2ポイント下方修正し、3.0%との予測を公表。2008年の金融危機以来最も低い水準で、需要減懸念から原油価格にも下落圧力がかかったとみられる。

16日発表された9月の米小売売上高は、前月比マイナス0.3%と、7か月ぶりに減少に転じている。9月の米経済指標については、雇用統計などでも悪化がみられ、景気減速懸念に拍車がかかっているようだ。

一方、イランのメヘル通信社は16日、11日にイランの石油タンカーが、何者かの攻撃を受けたとされる事件に関し、イランはイスラエルとサウジアラビア、米国によるものと証明された、と報じた。

イランはこの証拠を国連安全保障理事会に提出するとしている。

イランのロウハニ大統領は15日の会見で「犯行国が中東を不安定化したことに対して報復を受けないと思っているなら、それは全くの誤りだ」と述べており、中東の緊張はさらに高まっているようだ。

新たに原油供給途絶懸念が広がれば、原油価格の支えとなる可能性もありそうだ。


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