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米中追加関税回避 金相場は弱気へ?

金先物市場 概況(2019年10月7日~10月11日)

weekly gold 2019.10.13
                            ↑NY金先物期先 1時間足

NY金先物は11日、前週比24.2ドル(1.60%)安い、1488.7ドルで取引を終えた。

10・11日に開かれた米中閣僚級貿易協議を巡る強弱材料に振り回される週となったが、米中が部分  合意に至ったことで、安全資産の金価格は下押しされたようだ。

先週の貿易協議では、中国が米国産農産物の輸入拡大や通貨政策の透明化を実施し、米国が15日に予定していた対中制裁関税の引き上げを延期することで合意した。

一方、中国の産業補助金の問題など、両国の溝が深い分野の協議については先送りとなった。くすぶる先行き不安が、地政学リスクの高まりとともに、金価格の支えとなったとみられる。

米中が完全な合意に向かうのか、11月に開催予定のAPEC首脳会議に合わせて行われるとみられる米中首脳会談に、注目が集まりそうだ。

weekly tarifs 2019.10.13

今週の金価格見通し

今週は、17・18日にEU首脳会議が予定されている。トルコのシリア侵攻なども議題になるとみられるが、今月末に期限を迎える英国のEU離脱(ブレグジット)を巡る議論に注目が集まりそうだ。

ジョンソン英首相は2日、新たな離脱案をEU側に示したが、合意は難しい、との見方が優勢だった。ただ、10日にジョンソン氏とアイルランドのバラッカー首相が会談し「合意を可能にする道筋が見えてきた」とする共同声明を発表。「合意なき」離脱は回避できるとの楽観的な見方が広がっている。

予断を許さない状況ではあるが、ブレグジット問題が動けば、金価格にも影響が出そうだ。

weekly gold 2019.10.13②
                             ↑NY金先物期先 日足

週足チャートを見ると、転換線を下抜け、先週の目安1492.2ドルを下回った。日足チャートでは、三尊天井のネックラインを再び下回っており、今後、雲の底(今週の水準は1475.5ドル~1476.9ドル)を下へ抜けると、三役逆転となる。今週の目安としては、1543.3ドルを上回れば踏み留まる可能性を残すが、1485.1ドルを下回れば、下降基調が強まりそうだ。

注目の経済指標(10月14日~10月19日)

* 10月14日(月) 中国9月貿易収支、ユーロ圏9月鉱工業生産指数

* 10月15日(火) 英国9月雇用統計、米NY連銀9月製造業景況感指数

* 10月16日(水) 米国9月小売売上高

* 10月17日(木) EU首脳会議、米フィラデルフィア連銀10月景況感指数

* 10月18日(金) EU首脳会議、中国第3四半期GDP

* 10月19日(土) CFTC 金先物 週間投機筋ポジション


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