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景気後退の足音 安全資産買い進むか

金価格横ばい 米中協議進展期待で

2019.10.10 gold

金価格は木曜日、ほぼ横ばい。

NY金先物は、日本時間13時59分、前日終値より0.4ドル高い、1513.2ドルとなっている。

米中貿易協議の進展期待が後退したことなどが、金価格の支えとなっているようだ。

一方で、強いドルが金価格の上値を抑えているとみられる。

景気後退の足音 安全資産買い進むか

香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は9日、7日・8日に行われた米中次官級協議で進展が なかったため、 中国代表団は11日の帰国を切り上げ、10日に米国を離れる予定だと報じた。

その後、米政権はこれを否定しているが、米中協議をめぐる情報に市場は一喜一憂しているようだ。

ハイリッジ・フューチャーズのデビッド・メガー氏は「米中貿易協議について楽観的な見方もあるが、一歩下がって見れば、両国の合意可能性は極めて低い」と指摘している。

米中が合意に至らなければ、米国は、中国製品の一部に対する関税率を、 15日に引き上げる見込みだ。米国はEUに対しても、18日に報復関税の発動を予定している。

世界景気の後退懸念が強まれば、安全資産の金買いが加速する可能性もある。

また、FRBによる利下げ期待の高まりも、金利のつかない金価格の支えとなっているようだ。

9日発表された9月のFOMC議事録で、参加者の大半が景気後退リスクの高まりを受け、9月の利下げを支持していたことが示された。

CMEフェドウォッチによると、10月のFOMCで利下げが実施される可能性は、10日13時時点で85%となっている。

一方、10月31日の離脱期限を前に、英国とEUの離脱交渉が決裂する可能性が高まっているようだ。

ジョンソン英首相は2日、修正した離脱協定案をEUに提出したが、8日に行われた電話会談でメルケル独首相は、英国の新提案での合意は「かなり可能性が低い」と話したようだ。

さらにトルコのシリア攻撃など各地の地政学リスクの高まりも、金価格の強材料となる可能性がある。


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