米中合意へ? 金価格には逆風か

米中合意へ? 金価格には逆風か

金価格下落 米中協議進展期待で

2019.10.8 gold

金価格は火曜日、下落。

NY金先物は、日本時間14時01分、前日終値より8.0ドル安い、1496.4ドルとなっている。

米中貿易協議の進展期待が広がり、安全資産の金から資金を引き揚げる動きが出ているようだ。

また、ドル指数が高水準で推移していることも、金価格の重しとなっているようだ。

米中合意へ? 金価格には逆風か

米中協議を前に、金価格はやや下落している。

フォックス・ビジネスのレポーターが、中国商務部の話として、中国は米国との協定に合意する用意がある、とツイートしたことなどを受け、ドルが買われ、金は売られているようだ。

米中閣僚級会議は今週10日、11日に予定されており、中国の劉鶴副首相とライトハイザー米通商代表、ムニューシン米財務長官がワシントンで協議を行う。

10月15日には、米国が約2500億ドル相当の中国製品に対する関税を25%から30%に引き上げる予定となっている。もし米中協議に進展がなければ、米中貿易戦争が再び激化する恐れもある。

また、9日に発表される9月のFOMC議事録にも注目が集まる。FRBが10月に今年3度目となる利下げを行うかどうか、判断材料が出てくることが期待されているようだ。

ブルームバーグによると、ハト派として知られるニール・カシュカリ ミネアポリス連銀総裁は7日、FRBは経済支援を続けるべきだが、利下げを何回すべきかについては、はっきり分からない、と発言。

TDセキュリティーズはレポートで「先週の米経済指標を受けて米経済の減速懸念が広がり、FRBの追加利下げの可能性が高まっているにもかかわらず、金価格は上げ渋っている」と指摘している。

CMEフェドウォッチによると、FRBが10月のFOMCで追加利下げを決定する可能性は、8日13時時点で71.1%となっている。市場の判断は米中協議の結果待ち、という面もあるようだ。

いずれにしても、今週の米中協議の結果が、金価格にも大きな影響を与えることになりそうだ。


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