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米中合意は遠く 地政学リスクも支えに

金価格上昇 先行き不透明感強く

2019.9.23 gold

金価格は月曜日、上昇。

NY金先物は、日本時間15時17分、前日終値より7.0ドル高い、1522.1ドルとなっている。

米中貿易協議の先行き不透明感が依然として強く、金価格にとっては追い風となっているようだ。

一方、中東地域の地政学リスクの高まりも、金価格を支えているとみられる。

米中合意は遠く 地政学リスクも支えに

19日・20日に、2か月ぶりとなる対面の米中貿易協議がワシントンで行われた。協議後には、両国とも会談は生産的だった、とのコメントを発表している。

しかし、トランプ米大統領は、中国による米農産品の購入量について不満を示し、中国代表団は、予定されていた農場などの視察を直前にキャンセルした。

また、トランプ氏は米中貿易協定の暫定合意の可能性を否定したとも伝えられている。

10月に予定されている閣僚級協議への道筋はつけたものの、合意には程遠い状況が、浮き彫りとなったようだ。

一方、米国防総省は20日、サウジアラビアの防空強化のため、湾岸地域への米軍追加派遣を発表した。

サウジの石油施設攻撃について、米国はイランの関与を疑っており、イラン中央銀行を制裁対象に指定している。

米中の先行き不透明感が依然として強く、地政学リスクも高まっている状況を受け、安全資産の金への需要が高まっているようだ。

CFTC発表のNY金先物の投機筋ポジションは、9月17日時点で261,878枚の買い越しとなり、前週比14,150枚買い越し幅が拡大した。

ただ、オアンダのアナリスト、ジェフリー・ハリー氏は「安全資産への需要が引き続き金価格を支えているが、1480ドル~1580ドルのレンジにとどまるだろう」と述べている。

金価格は底堅いものの、強い上げ材料がなければ、もみ合いの状況が続きそうだ。


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