FRB利下げも 金価格上値重く

FRB利下げも 金価格上値重く

金価格下落 FRB利下げ期待後退

2019.9.19 gold

金価格は木曜日、下落。

NY金先物は、日本時間12時21分、前日終値より15.9ドル安い、1499.9ドルとなっている。

米FOMCで利下げが決定されたものの、今後の金融政策の方向性ははっきり示されなかった。

市場では、FRBの姿勢が予想よりもタカ派寄りととらえられ、金相場は弱含みとなっているようだ。

FRB利下げも 金価格上値重く

FRBは、今年2回目の利下げを決定した。利下げ幅は大方の予想通り25ベーシスポイントとなったが、今後の金利政策についてはFRB内でも意見が分かれているようだ。

BMOのタイ・ウォン氏は「FOMCのメンバー17人中7人しか、年内の追加利下げを考えていないことが示され、FRBの政策発表後に金価格は10ドル下落した」と述べている。

利下げは金価格の強材料となるが、利下げ期待が後退したことで、金は売られやすくなったようだ。

逆に、金と逆相関の動きになりやすいドル指数は、FOMC後に上昇した。

しかし19日には、日銀が金融政策の現状維持を決定したことを受け、ややドル安方向へ振れている。

また、ユンケル欧州委員長が18日、英国が「合意なき離脱」へ向かう可能性は高いと警告したことも、金価格の支えとなっているようだ。

一方、サウジアラビアの石油施設攻撃後、有事の金買いや、原油価格の急騰を受けたインフレヘッジとしての金買いが進んだが、その後はやや落ち着いたようだ。

ただ、トランプ米大統領は18日、サウジへの攻撃を巡り、イランに対し「必要な措置があればためらうことなく実行する」と発言している。

中東の地政学リスクは相当高いとみられ、米国の反応など今後の情勢に注意を払う必要がありそうだ。


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