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景気減速懸念後退 協調減産に再注目

2019.9.9 原油

原油価格続伸 OPEC+の姿勢受け

2019.9.9 oil

原油価格は月曜日、上昇。

WTI原油先物は、日本時間14時45分、前週終値より46セント高い、57.19ドルとなっている。

サウジが、エネルギー相交代後も減産の方針は変わらない、と表明したことを受け、原油価格は上昇。

また、UAEエネルギー相やイラク石油相が減産の意志を示したことも、原油価格を支えたようだ。

景気減速懸念後退 協調減産に再注目

サウジ国王は8日、ファリハ氏に代わり、息子であるアブドゥルアジズ王子を同国エネルギー相に指名した。王族が同職に就くのは、これが初めてだ。

サウジは8月、エネルギー産業鉱物資源省を、エネルギー省と産業鉱物資源省に分離。ファリハ氏は、産業政策の担当をはずれるとともに、国営石油会社サウジアラムコの会長も解任されていた。

サウジ政府は、エネルギー大臣の交代について「サウジの石油政策やOPEC+の減産方針に変化はない。アブドゥルアジズ王子は、OPEC+各国との連携を深めていくだろう」と発言。

アブドゥルアジズ王子は、長くサウジのOPEC代表団の一員として、OPEC+の協調減産の合意に向けた交渉にも関わってきたとされる。

一方、UAEのマズルーイ エネルギー産業相は8日、OPECメンバーと協力国は、原油需給の均衡化を成し遂げる、と強い意志を示した。

同大臣は、米中貿易戦争や地政学リスクの高まりが、市場に与える影響の大きさを指摘したものの、「すぐに対応することは考えていない」としている。

さらに「原油需要の減少というのは、緊張がさらに高まった場合だ。個人的には、そうならないことを望んでいる」とも述べた。

また、イラクのガドバン石油相も「我々は、減産の約束を果たす」として、10月以降の産油量を減らすことを表明している。

世界景気の減速懸念がやや後退したことで、OPEC+の協調減産に再び注目が集まっているようだ。  今週が原油価格反転のポイントとなる可能性もありそうだ。


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