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米中協議10月開催へ リスク資産反騰

2019.9.5 原油

原油価格横ばい 需要減懸念が後退

2019.9.5 oil

原油価格は木曜日、横ばい。

WTI原油先物は、日本時間13時24分、前日終値より1セント高い、56.27ドルとなっている。

水曜日には、中国の好調な経済データを受け、原油価格は約2か月ぶりの大幅な上昇となった。

一方、API発表の先週の米原油在庫が予想に反して増加し、原油価格は上値を抑えられたとみられる。

米中協議10月開催へ リスク資産反騰

原油価格は4日、8月の中国サービス業購買担当者景況指数が3ヶ月ぶりの高水準となったことを受け、株価などとともに上昇。

4日のWTI原油先物は4.3%上昇し、4.5%上昇した7月10日以降初めて、4%を超える上昇幅となった。

また、英国のEU離脱を延期する法案が可決されたこと、香港政府が「逃亡犯条例」改正案を正式に撤回したことなどを受けて景気減速懸念がやや後退したことも、原油価格の支えとなったようだ。

さらに5日、米中閣僚会議が10月初めに行われる、と正式に発表されたことで、米中協議の進展期待が高まったことも、原油価格を押し上げたようだ。

一方、米APIが4日(米祝日の影響で1日遅れ)発表した先週の米原油在庫は、前週比40.1万バレル増と、250万バレル減の事前予想に反して増加。

ガソリン在庫は前週比87.7万バレル減、中間留分在庫は同120万バレル減、クッシング在庫は同23.8万バレル減となったが、原油在庫の増加は、市場で驚きをもって受け止められたようだ。

5日にはEIA原油在庫統計が発表される予定で、こちらでも原油在庫の増加がデータとして出てくれば、原油価格には下押し圧力がかかりそうだ。

逆に、市場予想以上の在庫減となれば、原油価格を押し上げる可能性もある。

需要が予想よりも好調で、供給不足が重なることがあれば、原油価格の急騰もあり得る。

足元は需要の状況に注目が集まっているが、米・イランの緊張など供給面の動きにも注意を払う必要がありそうだ。


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