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国債利回り低下 金に上昇圧力

2019.8.26 金

金価格急騰 米中貿易戦争激化で

2019.8.26 gold

金価格は月曜日、上放れてやや上昇。

NY金先物は、日本時間12時15分、前週終値より14.3ドル安い、1551.2ドルとなっている。

米中貿易戦争の激化を受けて株価は下落し、安全資産の金に資金が流入したとみられる。

NY金先物価格は月曜日の取引で、一時1565ドルまで上昇し、2013年4月以来の高値をつけている。

米国債利回りも低下 金に上昇圧力

23日、中国が750億ドル相当の米製品に報復関税をかけると発表したことを受け、トランプ米大統領は5500億ドル相当の中国製品への関税を5%引き上げると発言。

これを受け、米株価は金曜日下落し、月曜日のアジア市場も追随している。

金曜日にはNASDAQ株価指数が3%、S&P500株価指数が2.6%下落。さらに、月曜日の日経平均株価・MSCIアジア・パシフィック株価指数はそろって急落している。

VMマーケッツのスティーブン・イネス氏は「トランプ氏のツイートの嵐は、金価格にとって追い風となった」と述べている。

また、オアンダのアナリスト、ジェフリー・ハリー氏は「足元は、やや利食いが入っているようだが、金の上昇相場に変化はない」と述べている。

一方、23日のジャクソンホール講演で、パウエルFRB議長は「経済の健全化のために適切に行動する」と発言したが、急速な利下げについては言及を避けた。

ロイターによると、市場は、FRBが9月に25ポイントの利下げを行い、来年末までに100ポイント以上の利下げを行うことをすでに織り込んでいるようだ。

米国10年債利回りは23日、1.664%から急落。26日は13時40分時点で1.465%まで低下している。

米国債利回りの低下は、主要6通貨に対するドルの価値を表すドル指数の急落を招いたが、26日はやや戻しているようだ。

国債利回りの低下やドル安は、いずれも金価格の強材料となるため、金価格の上昇トレンドはしばらく続きそうだ。


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