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米中貿易戦争激化で 安全資産に買い

2019.8.6 金

金価格高止まり 景気悪化懸念で

2019.8.6 gold

金価格は火曜日、一段高となった。

NY金先物は、日本時間16時18分、前日終値より2.5ドル高い、1474.0ドルとなっている。

米中貿易戦争の激化により、安全資産の金への資金流入が起こったようだ。

また、ドル指数の低下も金価格の追い風となっているとみられる。

米中貿易戦争激化で 安全資産に買い

トランプ米大統領が、3000億ドル分の中国製品に10%の追加関税を課すと発表し、これに対し中国が争う姿勢をみせたことで、米中の対立が再燃。

USグローバル・インベスターズのトレーダー長、マイケル・マトセク氏は「金価格を押し上げたのは、米国の関税と中国の報復への懸念だ」と述べている。

同氏は「世界経済を巡る不確実性の要因は、マイナス金利と通貨戦争だ。金は、上がりやすい環境だと言える」とも指摘。

また、米中貿易戦争の激化で、FRBもさらなる利下げを迫られることになるかもしれない。

フィリップ・フューチャーズのアナリスト、ベンジャミン・ルー氏は「ボラティリティの高さや、景気減速懸念、経済データの弱さは、リスクオフへ向かうのに十分な要因だ」と述べている。

一方、中国人民元が月曜日、1ドル7元を下回り11年ぶりの安値をつけたことで、中国の金需要が一気に伸びた側面もあるようだ。

ジュリアス・ベアのアナリストカールステン・メンケ氏は「人民元安で、為替リスクを避ける意味で、中国の投資家にとって金は魅力的になっているようだ」と述べている。

上海黄金交易所は、金先物取引の証拠金とともに、金の持ち高限度も引き上げることを発表した。

中国での金取引量が増えれば、さらに金価格を押し上げる要因にもなり得る。


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遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

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