原油需要は減少? 同時に供給減懸念も

原油需要は減少? 同時に供給減懸念も

原油価格下落 株安の影響受け

2019.8.5 oil

原油価格は月曜日、やや下落。

WTI原油先物は、日本時間15時52分、前日終値より68セント安い、54.98ドルとなっている。

世界景気の減速懸念から、原油価格にも強い下落圧力がかかっているとみられる。

一方、米リグ稼働数が5週連続で減少したことなどが、原油価格を支えているようだ。

原油需要は減少? 同時に供給減懸念も

米中貿易戦争の再燃を受け、世界の景気後退懸念が加速しているようだ。

月曜日も各国で株安に動き、米10年債利回りは1.8%を割り込んでいる。

世界景気の後退は原油需要の減少につながるため、原油にも下押し圧力がかかっているとみられる。

ただ、イランが新たにイラクのタンカーを拿捕したと伝わるなど、中東の緊張や供給不足懸念といった材料が原油価格を支えているようだ。

一方、ベイカーヒューズが2日発表した先週の米リグ稼働数は、前週比6基減、前年比89基減の770基となった。米リグ稼働数の減少は、これで5週連続となっている。

また、ロイターによると、米PAAP社が来年の4月から、パイプラインの使用料を上乗せすると発表したようだ。

昨年発動された、米トランプ政権による鉄鋼・アルミニウム輸入関税の影響で、新パイプラインの建設費用がかさんだことが原因とみられる。

原油価格を下押ししていた米産油量の増加に、ブレーキがかかる可能性も出てきたと考えられる。

世界景気の減速懸念により上値は重いものの、同時に供給減の懸念が下値を支える展開が続きそうだ。


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