米中貿易戦争長期化 金価格には追い風か

米中貿易戦争長期化 金価格には追い風か

金価格高止まり 米中貿易戦争で 

2019.8.4 gold

金価格は金曜日、一段高となった。

NY金先物は、前日終値より25.1ドル高い、1457.5ドルで取引を終えた。

トランプ米大統領が、中国製品に追加関税を発動すると発表したことで、金価格は木曜日2%超上昇。

さらに、7月の米雇用統計の減速を受けて、金価格は一段高となったとみられる。

米中貿易戦争長期化 金価格には追い風か 

トランプ米大統領は、3000億ドルの中国製品に対し、9月1日から10%の追加関税を課すことを発表。

米中貿易戦争の解決には時間がかかるとの見通しが広がり、金価格は押し上げられたようだ。

INTL FCストーンのアナリスト、エドワード・メイア氏は「マクロ経済の悪化が懸念される中、主要な中央銀行による利下げにより、金価格は強い上昇圧力を受けている」と述べている。

また、同氏は「(金の)上値を抑えているのはドル高だが、ドルがやや弱くなる兆しがあるため、さらに金価格が上昇する余地がありそうだ」とも指摘。

一方、2日発表の、7月の米非農業部門雇用者数は16.4万人増となり、下方修正された6月の19.3万人増から減速した。

米雇用データと貿易戦争の激化により、9月に再びFRBが利下げを行うとの見方も広がっている。

利下げは、金利がつかない金価格の上昇要因となる。また、利下げはドル安を招きやすく、ドルと逆の値動きをする金価格はさらに上昇しやすくなる。

ロイターのテクニカルアナリスト、ワン・タオ氏は「1449ドルの強い抵抗ラインを突破し、金価格は1461~1474ドルの一段高いレンジに入る可能性がある」と指摘している。

利下げ要因も大きいが、米中貿易戦争の長期化で、金価格は上抜ける可能性が高まっているようだ。


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