景気後退懸念で 原油需要減少へ?

景気後退懸念で 原油需要減少へ?

原油価格急落 トランプ氏発言で

2019.8.2 oil

原油価格は木曜日に急落し、金曜日は小幅に反発。

WTI原油先物は、日本時間11時17分、前日終値より84セント高い、54.79ドルとなっている。

トランプ米大統領が、9月1日から中国製品に対し追加関税を発動すると発表し、原油価格は急落。

WTI原油価格は木曜日、1日での下げ幅がここ4年ほどで最も大きくなった。

景気後退懸念で 原油需要減少へ?

トランプ氏は、3000億ドルの中国製品に10%の追加関税を課すことを発表し、米中貿易協定合意への期待が遠のいたことで、世界景気が後退し、原油需要が減少する懸念が広がったようだ。

アゲイン・キャピタル・マネジメントのジョン・キルダフ氏は「米中貿易戦争が、原油需要の見通しを引き下げている。米中問題解決には時間がかかりそうだ」と指摘している。

株価も、トランプ氏の発言を受けて下落。逆に国債価格は上昇し、米国10年債利回りは1日、1.87%まで低下した。

原油も売られ、リフィニティブ・アイコンのデータによると、WTI原油先物は1日、約83.6万枚の買いポジションが解消されたようだ。

オアンダのシニア商品アナリスト、エドワード・モヤ氏は「原油価格は木曜日、強いサポートラインを下回ったことで、弱気相場に入ったようだ」と述べている。

パウエルFRB議長が利下げの継続を否定したこともあり、景気減速懸念から、原油価格には強い下押し圧力がかかっているようだ。

一方、EIAが発表した先週の米原油在庫は、前週比約850万バレル減と、7週連続の減少となった。

また、ロイターによると、7月のOPEC産油量は、2011年以来の低水準となったようだ。

原油需要減少の見通しが強まる一方、供給減、在庫減のデータが原油価格の支えとなりそうだ。


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