利下げ局面ではない 金価格に下げ圧力 

利下げ局面ではない 金価格に下げ圧力 

金価格下落 FRB議長発言で 

2019.8.1 gold

金価格は木曜日、下落。

NY金先物は、日本時間12時17分、前日終値より15.9ドル安い、1421.9ドルとなっている。

7月末のFOMCでは、事前の予想通り25ベーシスポイントの利下げが行われたが、パウエルFRB議長が長期的な利下げ局面入りを否定したことで、ドルが買われ、金が売られる展開となったようだ。

利下げ局面ではない 金価格に下げ圧力 

7月30・30日のFOMCで、FRBは米政策金利を2.00~2.25%に下げることを決定した。米国の利下げは約10年半ぶりとなる。

しかし、パウエル議長はFOMC後の会見で、今回の利下げは「金利政策の中間調整」としたため、近い将来の追加利下げの可能性はないとの見方が広がった。

利下げサイクル開始ではないと示唆されたことで、ドルインデックスは2年ぶりの高い水準まで上昇。

逆に、利下げ期待から上昇していた金価格は、パウエルFRB議長の発言を受けて下落した。

また、株価もこの発言を受けて下落。トランプ氏は再びFRB批判を行った。

一方、MKS PAMPはレポートで「FOMC以外にも、英国の合意なきEU離脱や、米中問題の長期化など、金価格に影響を与えるリスクが引き続きある」と指摘。

水曜日の米中通商協議は、ほぼ進展なく短時間で終了した。次回の協議は9月に行うことで合意したと伝えられているが、米中貿易戦争はさらに長引きそうだ。

Forex.comのアナリスト、ファワド・ラザクザダ氏は「足元、米国債利回りが低いままでテクニカルが強気であることから、金は押し目買いがしやすい」と述べている。

金価格は、FOMCの前後でほぼ同じ水準となっているが、週足ではプラスになっている。景気の先行き不安と地政学リスクの高まりが、引き続き金価格を支えることになりそうだ。


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