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米在庫大幅減 市場の反応鈍く

原油価格横ばい 供給増懸念が下押し

2019.7.25 oil

原油価格は木曜日、ほぼ横ばい。

WTI原油先物は、日本時間13時46分、前日終値より16セント高い56.04ドルとなっている。

サウジとクウェートの油田が再開される可能性が伝えられ、原油価格は押し下げられたようだ。

一方、中東での緊張の高まりが、引き続き原油価格を支えているとみられる。

米在庫大幅減 市場の反応鈍く

水曜日発表のEIA米原油在庫は、前週比1080万バレル減と大幅に減少。また、先週の米産油量も日量1130万バレルまで減少したが、市場の反応は鈍い。

プライス・フューチャーズ・グループのアナリスト、フィル・フリン氏は「市場では、在庫や産油量の減少は、先々週末のハリケーン『バリー』の影響とみられているようだ」と指摘。

また、クウェート国営通信は水曜日、サウジとクウェートが共同管理する、カフジ油田とワフラ油田の再開を検討している、と伝えた。

両油田の操業は4年以上停止しているが、再開すれば、日量約50万バレルの供給が可能とされている。供給が増える可能性を受け、原油価格には下落圧力がかかったようだ。

一方、ホルムズ海峡で米軍がイランの無人機を撃墜したと発表されるなど、中東の緊張が高まっていることが、原油価格の支えとなっているようだ。

イランのロウハニ大統領は「イランは『交渉』に応じる準備はあるが、降伏には応じない」と発言。

さらに、イランによる英タンカーの拿捕を受け、ホルムズ海峡の航行を欧州主導の枠組みで守るという英国の案に対し、フランス、イタリア、デンマークなどが支持を表明。

水曜日にはイランの最高軍事顧問が「イランが守っているホルムズ海峡情勢の変化は、危機的な衝突の引き金となるだろう」と発言をしたと伝えられるなど、中東の緊張は相当高いとみられる。

足元では落ち着いている原油価格も、中東情勢の緊迫化で一気に動き出す可能性がありそうだ。


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