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中東緊張はどうなる? 需要堅調の見方も

2019.7.17 原油

原油価格ほぼ横ばい 中東の緊張緩和で

2019.7.17 oil

原油価格は水曜日、小幅に上昇。

WTI原油先物は、日本時間12時20分、前日終値より19セント高い57.67ドルとなっている。

原油価格は火曜日、トランプ米大統領がイランとの関係改善を示唆したことを受け、3%以上下落。

一方でイランは交渉に消極的で、すぐの解決はないとの見方から、原油価格は下げ止まったようだ。

中東緊張はどうなる? 需要堅調の見方も

トランプ米大統領は、イランとの交渉について詳細は明らかにしなかったが、ポンペオ米国務長官は、ミサイル問題について、イラン側も交渉の準備を進めている、と発言。

米・イランの緊張の高まりで押し上げられていた原油価格は、緊張緩和期待から下落に転じたようだ。

ただ、イランは弾道ミサイルについての交渉を否定しており、米国側の発言と矛盾が生じている。

また、UAEの船舶がイランに拿捕されたとの情報もあり、中東地域の不安定な状況はまだ続きそうだ。

一方、火曜日発表のAPI米原油在庫は、前週比約140万バレル減となった。

同統計の在庫減は5週連続となったが、熱帯低気圧の影響なども考慮されて、市場にはほとんど影響はなかったようだ。

しかし中には、原油在庫の減少は、構造的なものだと指摘するアナリストもいる。

プライス・フューチャーズ・グループのアナリスト、フィル・フリン氏は「今回の熱帯低気圧の影響が収まっても、8月までは在庫不足が続くだろう」と指摘している。

また、ロイターによると、中国の6月の原油処理量は、前年比7.7%増の日量1307万バレルで過去最大となり、石油需要の堅調さを示していると言えそうだ。

米・イラン問題解決にも時間がかかるとみられる中、しばらくは、突発的な供給途絶に注意する必要がありそうだ。


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遠藤 結香

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