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利下げ可能性高まる 金には追い風か

2019.7.11 金

金価格続伸 パウエル議長発言受け

2019.7.11 gold

金価格は木曜日、上昇。

NY金先物は、日本時間9時54分、前日終値より14.6ドル高い、1427.1ドルとなっている。

パウエルFRB議長が水曜日、利下げを示唆する発言をしたことで、金価格は押し上げられたようだ。

また、金と逆の動きをしやすいドル指数が下落したことも、金価格の上昇要因となったとみられる。

利下げ可能性高まる 金には追い風か

パウエルFRB議長は議会証言で「景気減速懸念が引き続き米経済見通しの重しとなっている」と指摘し「FRBは適切に対応する」と述べた。

パウエル議長の発言後、ドル指数は0.4%以上下落し、金価格を押し上げたようだ。

グローバル・インベスターズのトレーダー長、マイケル・マトウスク氏は「パウエル氏の発言で利下げ可能性が意識され、金価格の支えとなった」と述べている。

50ポイントの利下げ可能性は後退したが、市場は現時点でも25ポイントの利下げを見込んでいる。

マトウスク氏は「市場では再び大幅な利下げの可能性が浮上しており、強気相場を後押ししている」と指摘。

6月のFOMC議事録によると、米経済の減速リスクが後退しなければ、すぐにでも金融緩和が必要だ、という意見が多かったようだ。

スタンダード・チャータード銀行の貴金属アナリスト、スキ・クーパー氏は「金にはまだ上昇の余地がある。1375ドル以下になれば押し目となる」と述べている。

同氏は「引き続き、マクロ要因は金にとって追い風といえる。ただし、短期的にドル高や国債利回りの上昇に下押しされる可能性はある」と指摘。

先行きの不確実性はまだ強く、金価格は底堅い状況が続きそうだ。


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遠藤 結香

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