ロシア産油量減少 市場は供給不足へ?

ロシア産油量減少 市場は供給不足へ?

原油価格やや上昇 米原油在庫減で

2019.7.10 oil

原油価格は水曜日、ほぼ横ばい。

WTI原油先物は、日本時間14時15分、前日終値より30セント高い58.64ドルとなっている。

火曜日発表の米原油在庫が4週連続の減少となったことが、原油価格を押し上げたようだ。

また、米・イランの緊張の高まりも、原油価格を支える要因となっているとみられる。

ロシア産油量減少 市場は供給不足へ?

火曜日にAPIが発表した、先週の米原油在庫は、前週比810万バレル減と、市場予想の310万バレル減を上回る大幅減となった。

水曜日に発表予定のEIA米原油在庫統計についても、前週比マイナスの予想がされており、結果が注目されそうだ。

原油価格は米中貿易戦争の激化から需要低下と供給過剰が懸念されていたが、米原油在庫の減少傾向が見えてきたことで、下押し圧力が弱まっているようだ。

FOREX.com のテクニカルアナリスト、ファワド・ラザクザダ氏は「原油価格は足元で安定しており、新たな材料を待っているような状況だ。それは、米原油在庫の大幅減かもしれない」と述べている。

ただEIAの短期見通しによると、米産油量は今年、日量1230バレルを超える見通しで、供給過剰懸念は今後も続きそうだ。

一方、ロイターによると、ロシアの7月初旬の産油量は、原油汚染問題を受けて、3年ぶりの低水準まで落ち込んだようだ。

また、イラン防衛省が、英国によるイラン船の拿捕に対し、報復措置の可能性を示唆したことも、原油価格の支えとなったとみられる。

地政学リスクが高まる中、供給不足につながるデータが続けば、原油価格の強い上昇要因となり得る。


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