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景気は減速か 原油需給の行方は?

2019.7.2 原油

OPEC減産延長発表 経済データが重しに

2019.7.2 oil

原油価格は火曜日、下落。

WTI原油先物は、日本時間13時12分、前日終値より32セント安い58.87ドルとなっている。

弱い経済データにより原油需要の減退懸念が広がり、原油価格を押し下げているようだ。

一方で、OPECが協調減産の延長を決定したことが、原油価格を支えているとみられる。

景気は減速か 原油需給の行方は?

ISMが月曜日発表した6月の米製造業PMIは、51.7と3か月連続で低下。前月は52.1だった。

バンガード・マーケッツのステファン・イネス氏は「PMI悪化を受け、原油需要の減退による供給過剰懸念が広がった」と指摘している。

一方、OPECが協調減産を9か月間延長すると決定したことが、原油価格の支えとなったようだ。

火曜日のOPECとロシアなど非加盟国を含めたOPEC+の会合で、協調減産の詳細や米国の増産について話し合われる予定となっている。

米国の4月の産油量は日量1216万バレルに達している。ただ、ロイターによると、2019年の米シェール生産量は前年比でマイナスになる見込みだ。

また、イランの原油輸出量は6月、日量30万バレルまで減少したと伝えられている。

米国によるイラン核合意離脱前の昨年4月は約250万バレル、EUや米国の制裁下にあった2012年でも、100万バレル程度の輸出量があった。

月曜日には、イランが2015年の核合意で定めた低濃縮ウランの貯蔵量上限を超えたことを明らかにし、米・イランの緊張の高まりにつながることが懸念されている。

景気後退による原油の需要減少が懸念される一方、地政学リスクの高まりによる供給途絶懸念も依然として強い。今後の関係国の動きに注目する必要がありそうだ。


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遠藤 結香

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