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FRB利下げ観測牽制 トランプ氏の圧力も

2019.6.27 金

金価格やや下げ パウエル議長発言で

2019.6.27 gold

金価格は木曜日、続伸。

NY金先物は、日本時間11時47分、前日終値より5.1ドル安い、1410.3ドルとなっている。

パウエルFRB議長が利下げ観測をけん制する発言をしたことで、金価格は押し下げられたようだ。

ただ、心理的な節目とされる1400ドルは下回っておらず、金需要は引き続き強いとみられる。

FRB利下げ観測牽制 トランプ氏の圧力も

パウエル議長は火曜日の講演で「金融緩和の必然性は高まっているが、過剰反応しないように注意している」と発言。

市場では7月末の利下げを見込んでいるが、そうした過度な利下げ圧力をけん制したとみられる。

一方で、ハト派として知られるジェームズ・ブラード セントルイス連銀総裁は「50ベーシスポイントの利下げは行き過ぎだ」と発言。

7月の利下げ期待が後退したことで、値上がりしていた金には売り圧力がかかったようだ。

グローバル・インベスターズのトレーダー長、マイケル・マトウスク氏は「金は、一気に上がりすぎたため、売る理由を探している投資家もいる」と指摘。

FOREX.comの市場アナリスト、ファワド・ラザクザダ氏は「ドル指数がやや回復したことも、金価格の押し下げ要因となったようだ」と述べている。

週末のG20に合わせて米中首脳会談が予定されているが、トランプ米大統領は貿易協定合意の可能性を示す一方、合意に至らない場合は、中国製品に対する関税を発動することにも言及。

また、トランプ氏は水曜日に再びパウエルFRB議長を批判し、利下げを求める発言をしている。

先行きの不確実性は増してきており、金価格を支える要因の一つとなっているようだ。米中首脳会談の結果次第では、金価格も大きく動く可能性がある。


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遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

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