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利下げ可能性高まる 地政学リスクも

2019.6.14 金

金価格続伸 中東の緊張高まり受け

2019.6.14 gold

金価格は金曜日、続伸。

NY金先物は、日本時間14時02分、前日終値より5ドル高い、1348.7ドルとなっている。

弱い米経済データを受けてFRBの利下げ期待が高まり、金価格の押し上げ要因となっているようだ。

また、中東での地政学リスクの高まりを受けた「有事の金」買いも金価格の支えとなったとみられる。

利下げ可能性高まる 地政学リスクも

木曜日発表の先週の米新規失業保険申請件数は 22.2万件で、予想に反して増加した。件数は3週連続で増加しており、米景気の減速懸念が広がっている。

また、5月の米輸入物価指数は前月比0.3%低下し、5か月ぶりの低下となった。物価上昇の弱さから、FRBによる利下げ可能性がますます高まってきたようだ。

景気減速懸念から国債利回りも低下。米10年債利回りは金曜日、2.1%を下回る水準で推移している。

一方、木曜日にオマーン湾でタンカー2隻が攻撃されたと伝わり、中東地域の緊張が一気に高まった。

ポンペオ米国務長官は同日の記者会見で「イランに責任がある」と発言した。イランは関与を否定しているが、米・イラン間の緊張はかなり高まっているようだ。

マティオス・アドバイザリーのトム・オサリバン氏は「これは明らかな軍事行為だ。中東に配備されている米第5艦隊などの反応が注目される」と述べている。

米軍は、日本企業が所有する石油タンカーのそばから、イラン革命防衛隊が不発機雷を回収する様子とされる映像を公開した。

中東地域の緊張は、相当高まっているとみられる。地政学的リスクが意識され、金需要が一気に高まる可能性もある。


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遠藤 結香

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