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EIA統計の謎 OPECは減産延長へ

2019.6.10 原油

原油価格横ばい 新たな材料乏しく

2019.6.10 原油

原油価格は月曜日、ほぼ横ばい。

WTI原油先物は、日本時間14時39分、前日終値より30セント高い54.34ドルとなっている。

OPEC+による協調減産が延長されるとの観測が広がり、原油価格を支えているとみられる。

また、米国によるメキシコへの関税が回避されたことも、原油価格の支えとなったようだ。

EIA統計の謎 OPECは減産延長へ

サウジアラビアは金曜日、OPECは協調減産の延長合意に近づいている、と発表。

ヴァンガード・マーケッツ代表のステファン・イネス氏は「現時点で、協調減産が延長される可能性が高い。当然、原油価格の強材料となる」と指摘。

また、同氏は「メキシコへの関税回避や、G20財相会議で大きな材料がなかったことで、リスク資産に資金が戻っている。中でも供給途絶懸念が続く原油相場が好まれる流れになりそうだ」と述べている。

一方、最近のEIAの米原油在庫統計データの「矛盾」に、注目が集まっているようだ。

ブルームバーグによると、ここ4週間のEIA米原油在庫は、生産増や輸入増などから予測される数値からかけ離れている、という。

もちろん、統計上のイレギュラー要素はあるが、4週連続でこれほど大幅な上振れとなったことは過去20年なく、出所がはっきりしない原油在庫量は、約2400万バレルに上るとされている。

産油量が少なく報告された可能性も考えられるが、プライス・フューチャーズのフィル・フリン氏は「リグ稼働数は減少を続けており、実際の産油量がデータより多いとは考えにくい」としている。

いずれにしても、異常な数値が続いている、ということは、今後大幅に修正される可能性もある。原油価格にも大きな影響を及ぼす可能性があり、注目される。


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