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OPEC+減産の行方は? JMMC後の各国発言

2019.5.20

原油価格反発 OPEC+減産延長を示唆

2019.5.20

原油価格は月曜日、上昇。

WTI原油先物は、日本時間15時30分、前日終値より78セント高い63.49ドルとなっている。

OPECが2019年後半の協調減産延長を示唆したことで、原油価格は押し上げられたようだ。

また、米国やサウジとイランとの緊張感の高まりも、原油価格を支えているとみられる。

OPEC+減産の行方は? JMMC後の各国発言

OPEC+は19日、共同閣僚監視委員会 (JMMC)で、協調減産について協議を行った。

サウジアラビアのファリハ エネルギー相はJMMC後の記者会見で「今年後半も、緩やかに、かつ確実に原油在庫を減らすための生産調整を続けたいと考えている」と発言。

ファリハ大臣は、OPEC+による協調減産の延長の可能性が高いとしながら、「(次回会合までに)状況は変わる可能性もある」とも述べている。

同大臣は、サウジの5月と6月の産油量は、980万バレルまで縮小するとの見通しも示した。

一方、ロシアのノバク エネルギー相は「減産規模の縮小が話し合われた。制裁下にある産油国の状況についても、1か月後には、よりはっきりするだろう」と述べた。

これに対してUAEのマズルーイ エネルギー大臣は「産油国は需給のギャップを埋めることができるが、減産を緩めることは正しい判断とは言えない」と述べている。

また、サウジとロシアが6月の総会に向けて2つのメインシナリオを協議している、との報道もある。

1つ目は、目標水準を上回っている減産分、およそ80万バレルの生産を回復させること、もう一つは、減産目標を120万バレルから90万バレルに縮小することで合意するシナリオだ。

いずれにせよ、協調減産延長の議論は、6月末のOPEC+会合まで持ち越しとなりそうだ。それまでに、地政学リスクが一層高まるようなことがあれば、原油価格は暴騰する可能性もある。


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遠藤 結香

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA®)資格を持つ、さくらインベストのチーフアナリスト。堪能な英語力で、国内外の最新情報をカバー。

 

 

 

 

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