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需要減vs供給減 原油価格の行方は?

2019.5.7

原油価格反騰 地政学リスク増大で

2019.5.7

原油価格は火曜日、ほぼ横ばい。

WTI原油先物は、日本時間13時43分、前日終値より20セント安い62.34ドルとなっている。

月曜日、トランプ氏が中国製品に対する関税引き上げを表明したことを受け、原油価格は下落したが、その後米国とイランの対立激化が意識され、反騰。

地政学リスクの高まりが、原油価格を支えているようだ。

需要減vs供給減 原油価格の行方は?

トランプ米大統領は日曜日、中国製品2000億ドル分に対する関税を、25%に引き上げるとツイート。

トランプ氏の発言を受け、2大国間の協議が滞って原油需要が減少するのでは、との懸念が再燃。原油価格を押し下げる要因となったようだ。

一方、ボルトン米大統領補佐官は日曜日、イランをけん制するため「空母打撃群」と爆撃部隊を中東に派遣すると発表した。

これにより、市場では地政学リスクの高まりが意識され、原油価格は押し上げられたとみられる。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは「全面禁輸となったイランの原油輸出量は、50万バレルまで落ち込むとみられ、ゼロに達する可能性もある」と述べている。

BOAは「過去のデータから、供給が100万バレル減ると原油価格は17ドル程度上昇すると考えられる。現在は世界全体で400万バレルの供給が停止している」と指摘。

また、BOAによると、今年のサウジの財政均衡には、原油価格93ドル以上が必要とみられる。

原油価格には上昇の余地がありそうだが、米中協議や米国の産油量にも注意する必要がありそうだ。


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遠藤 結香

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