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米国発の供給減 「最悪の事態」を招く?

2019.4.22

原油価格急騰 米の対イラン制裁免除打ち切りか

2019.4.22

原油価格は月曜日、急騰。

WTI原油先物は、日本時間18時07分、前週終値より1.62ドル高い65.62ドルで取引を終えた。

米国が、イラン産原油の輸入禁止の適用除外措置を延長しない、との情報が伝えられている。

供給不足懸念が広がる中、さらに供給量が減少するとの観測が、原油価格を押し上げたようだ。

米国発の供給減 「最悪の事態」を招く?

米国は、現在イラン産原油を輸入している全ての国に対し、すぐに輸入を中止しなければ制裁の対象となることを、月曜日に公表する準備を進めている、とワシントンポストが日曜日伝えた。

2018年5月、米国は2015年にイランと主要6か国の間で結ばれた核合意から一方的に離脱し、昨年11月からは、イラン産原油の輸入に対する制裁を再開した。

同時に米国は、8か国の制裁除外国には半年間、イラン産原油の輸入継続を認めた。しかし、イランの原油輸出量は、すでに減少してきているようだ。

リフィニティブ・アイコンなどの調査によると、4月のイランの原油輸出量は日量100万バレルを切っているようだ。3月の輸出量約110万バレルを下回り、制裁前からは250万バレル以上減少している。

今後、原油市場は大規模な供給途絶が起こる可能性が高いと見ている専門家が多いようだ。その候補に挙げられているのは、イラン、ベネズエラ、リビアだ。

サクソバンクは2019年第2四半期の見通しで「原油需要が減少するとの見通しにもかかわらず、市場は「最悪の事態」による価格の急騰に直面することになるだろう」と述べている。

今後の地政学的なイベントが、原油価格をさらに大きく押し上げるかもしれない。原油市場のひっ迫が進む中、突然の供給途絶があれば、原油価格は暴騰する恐れがありそうだ。


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