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原油価格は100ドルも? BOAが予測

原油価格小幅に下げ ロシア財務相発言で

2019.4.16

原油価格は火曜日、小幅に下落。

WTI原油先物は、日本時間15時44分、前日終値より30セント安い63.27ドルとなっている。

ロシア財務相の「OPEC+はシェアを守るために増産をすべき」との発言が原油価格を押し下げた模様。

ただ、供給不足懸念が原油価格を支え、下げ幅は限定的となっている。

原油価格は100ドルも? BOAが予測

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの最新のレポートによると、今年の原油価格は、市場の大半が思っているよりも高くなる可能性がある。

原油市場のひっ迫を背景に世界の原油在庫が減少する中、国際海事機関(IMO)による燃料規制強化によって、原油価格が暴騰するリスクがある、とBOAは警告している。

BOAはレポートで「現在、石油留分在庫がかなり低水準まで落ち込んでいる。2007~2008年と状況がよく似ている」と述べている。

当時、需要の増加に対し、サウジなどは増産を行ったが、精製マージンの減少や精製能力の限界により石油留分が不足、原油価格が過去最高値147ドルを付ける要因の一つとなった。

現在は精製余力も当時より増強されているものの、「当時は徐々に需給がひっ迫していったが、今年は需要が一気に増えることが予想される」とBOAは指摘。

さらにBOAは「米シェールの増産で、すぐに需給のギャップを埋められる」という見方にも懐疑的だ。

「現在の原油高がシェール増産につながるのは、今年第4四半期~来年のことになるだろう」とBOAは指摘している。つまり、シェールの増産は供給不足のタイミングに間に合わない可能性が高い。

BOAは「今年後半、石油留分需要の大幅な増加が、原油価格を100ドル以上に押し上げるだろう」と、結論付けている。

原油価格急騰のタイミングが突然訪れるかもしれないことは、念頭に置いておく必要がありそうだ。


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